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漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2022.5.26 ちょっとだけ遊びです。 其之参 南の関白

2022-05-28 09:29:58 | 海釣り

市振漁港から、富山県に入って、国道8号線をちんたら南下してきました。

氷見を通過して、能越道から七尾へ入り、久々に能登島へやってきました。

能登島でブッ込みたいのですが、昼間だし、あのケムシが沸いているので、

軽装備でやってみます。

南の関白へやってきました。

地図に「南」の地名はあっても、

「関白」という地名は無いです。

勝手に私が呼んでいるだけなので(笑)。

過去に誰かのブログ記事で「南」という場所を

「能登島の南のほう」と勘違いしておられる人がおられましたが、

南という場所は昔からあります。

そこに空き缶を入れるデカいゴミ箱がありました。

なので缶パークから関白へ(笑)。

 

この場所は有名になり過ぎですね。

ちょっと場荒れしましたか?

昔はイカタが近くに設置されていたので、夜になるとイカタの下に居たクロダイが

岸辺に寄ってきて、よく掛かりましたが、

最近はイカタも無くなり、さっぱりのようで・・・冬のカレイもあまり掛からない

ようです。

 

それでも夜になると、小グレやアジは釣れているようです。

 

 

 

 

バカのひとつ覚えの、ジャッカルのコームを投げ込みました。

 

以前はタケノコメバルやキジハタがよく掛かりましたが、

今日は無反応。

長く伸びた海藻に取られて、2個ロストしてしまいました。

1時間もしたら、嫌気が刺して、終了。

 

昔の良い思い出に浸っていてはいけませんな。

もっと新規開拓をせねば。


2202.5.26 ちょっとだけ遊びです。其之ニ 市振漁港

2022-05-28 08:55:17 | 海釣り

 5月に入って、東京と石川県を行き来することが多くなりました。

老後のことを考えて、能登半島に着々と拠点を築きつつあります。

今週もあれやこれや生活物資を運んで石川県へ向かいます。

途中、上越でエサを仕入れて、国道8号線をちんたら走って、石川県へ。

 

途中、親不知のぐにゃぐにゃ道を通過するときは、

やはりスリルがありますが、通過してしまうと、

市振漁港があります。

漁港横の駐車場でちょっと試し釣りしてみました。

 

 

 

 

 

 

過去の一度、月食の日に、ここで改良仕掛けを作成して、試し釣りをしたことがあります。

その時は、まだ冬の季節で、波も荒く、ことごとく根掛かりをして仕掛けをロスト

しました。

しかし、春から夏にかかるこの季節は、海はとっても穏やかで、

日本海全体が海のようでした。

海岸をヒスイ探しの人がウロウロ。

 

 

 

冬のあのときからさらに改良を加えて、カラミを少なくなるように仕掛けを進歩させて

おります。

 

アオイソメを2匹がけらして、えいっと遠投。

あとはエアコンをかけた車の中から竿を見張ります。

なんと横着な。

 

 

ビビッとアタリがありました。

回収しますと・・・

まあ、かわいいカサゴちゃん。

 

さらに、

30分ほどして、

かわいい銀宝ちゃん。

 

さらに30分ほどして、

かわいい、マイクロヒトデちゃん。

 

 

2時間ほど試し釣りをして、計10投ほどして、リーダーから仕掛けまるまる1個ロスト。

ゴロタ浜だし、まあ、しゃーないか。

 


2022.5.20 ちょっとだけ遊びです。

2022-05-22 07:25:31 | 海釣り

 長いこと竿を振ってません。思えば3月19日に出撃してから2カ月が経過しました。

べつに体調不良でも、心境の変化でもありません。

さらに女の子に浮気しているわけでもございません。

3月に59歳になってしまったので、ここらで将来を見つめて、新しく活動をしておりました。

じつは、これから先、老人になっても死ぬまで釣りができるように、

石川県内に第三の居住地を探しておりました。

さらに老後の資金を集めるためにクラウドファンディングも企画しておりました。

オレも釣りビジョンの番組ぐらいは企画できるし、出演してみたい。

一度ぐらいは可愛い美少女アングラーからカレイ釣りの先生と呼ばれて指導してみたい。

 

将来の釣りのために、あれやこれや準備に時間を取られているうちに、

直近の釣りがおろそかになってしまいました。

 

今回も、たまたま時間が作れたので、能登半島の西海港へ立ち寄って、

短時間のライトフィッシングをしてみました。

 

5月20日AM4:30 西海港へ向っている途中で朝日が上ってきました。

 

 

すでに10名ほどのエギンガーたちが堤防のあちこちに居ました。

そんなにアオリが楽しいのか?私には判りません。

 

私はバカの一つ覚えの、必殺、ジャッカルのコーム3.8とフットボールジグ14gです。

 

竿1本と、氷の入っていないクーラーボックスと。ソフトルアーケース。

なんという軽装備なのか。

オレだけ底のほうに居るヒラメやマゴチ狙いです。

 

 

 

港内の底のほうは反応無し。

大波止の底側でかわいいカサゴ君が掛かりました。

 

AM9:00まで続けましたが、ソフトルアーはフグに齧られっぱなしで消耗が激しく、

ジグも根掛かりでロストばかり。

さらに気温が上がってきて、暑くなってきたので、早々と撤収しました。

フラットな砂浜と違って、変化のある底では、それなりにルアーのロストも多く、

貧乏人には辛いです。

やはりブッ込み釣りだよな。


2022.3.19 懲りずに再び遠征  石川県珠洲市蛸島漁港

2022-03-22 12:27:22 | 海釣り

 先週の遠征からわずか1週間しか経過していないのに、また遠征してきました。

じつは春の彼岸の連休中に関西の実家へ戻って、やらねばならない用件があって、

東名高速と名神高速を寄り道せずにまっすぐ西へ向って走っていれば、時間と費用は

最小限に抑えられたのですが、それを許さない私の天邪鬼な性格が今回も主張してしまい、

わざわざ日本海を経由してから関西の実家へ向かうことになりました。

18日AM10:00東京都板橋区の自宅を出発。先週と同じく国道17号線を北上して高速代金を

ケチり、本庄児玉ICから関越道に乗り込みました。すぐに上信越道に入り、長野道に

入ってから信濃町ICで降りて(高速代4,400円)、国道18号線を上越市内まで進みました。

 

PM17:00 上越市内の釣エサ屋FISHERSさんで、アオイソメ6パック3,300円分を

購入しました。

金曜日の夕方で、しかも3連休の前の日だというのに、エサの在庫はアオイソメしかなく、

その他のユムシ、岩イソメなどの大物狙いのエサは全て入荷待ちでした。

 

まっ、カレイ狙いだし、能登半島のカレイはアオイソメだけでじゅうぶん釣れるから

いいか。しかも今回は、19日の日の出から日没までの時間だけだし、竿4本で針4つ

だけなので、6パックあればいいか。

 

18日の夕方に、無事に釣りエサを確保できたので、あとは19日の朝までに現地に到着

すればいいだけなので、気分は相当楽になりました。

上越市から国道8号線を夜間にのろのろ走って新潟-富山-石川を走破しました。

 

さらにコンビニで人間のエサを購入。

 

いつも思うのですが、釣りのエサ代に比べて、人間様が食べる食事代のほうが

圧倒的に安いのはどういうこと?

 

上越市から国道8号線をのろのろ走って新潟-富山-石川を走破しますが、

ガソリン価格のクソ高いこと。これもプーチンの責任だろ?

 

18日のPM23:00には能登半島の先端にある珠洲市の蛸島漁港へ到着しました。

板橋の自宅から蛸島漁港までの走行距離は577km(13時間)でした。

577kmのうち高速道路の使用は175km(4,400円)だけで、残りの402kmは下道だから、

とても時間はかかりました。時は金なり・・・金額をケチれば時間が必要・・・

時間が惜しければ金が必要。これって貧乏サラリーマンの性ですわ。

 

 

蛸島漁港を見て、あれっ?、先週と同じく大型巻き網船団が停泊していました。

真夜中のド田舎の漁港だというのに、船団の照明が煌々と照らし出して、不夜城の如く

明るく眩いです。

しかし、荷降ろし作業はしていないようです。

19日の朝になってみなければ判りませんが、停泊したままで、作業さえしていなければ

漁協の皆様の邪魔にならない処で、釣りは可能です。

このまま3連休に突入するし、おそらく作業はしないと思うのですが。

 

 

とりあえず車から三脚だけセットして、18日の深夜から19日の朝にかけて、

車中で独り宴会、そして車中泊しました。

18日から19日にかけて北陸地方は天気が悪くて、ずっと冷たい雨が降り続いていました。

アイドリングして暖かくして、気分良くほろ酔いになったとき、

カーラジオから「地震です。強い揺れに注意してください。」とのアナウンスが。

また来たか?、と構えていると・・・岩手県で震度5強・・・岩手県の皆さんには

申し訳ないのですが、正直言って「ここでなくて良かった」と、ホッとしました。

 

19日AM5:00 目覚めて、車から出て、周辺を見渡しましたが、漁協も休日のようで、

船団からの荷降ろし作業は在りませんでした。

 

 

 

 

 

 

相変わらず、雨は降り続いていて、誰も居ません。

3連休となれば能登半島の至る処で、名古屋や関西から釣り人がどっと押し寄せてきて

場所取りなどの醜態が見られるのですが、ここ蛸島漁港はほんと無縁の地です。

 

夜が明けてきました。

AM6:00 スタート。

1本針の仕掛けでアオイソメを房掛けにして、4本の竿をドボーンと投げ込みました。

 

 

30分ほど様子を見て、仕掛けを回収しましたが、少しだけ齧られているようです。

 

 

午前中はアタリも無ければ、明確なエサ取りも無し。活性は低そうですが、

池のように静かな漁港で、車から竿を見つめて、のんびり過ごすことは苦では

ありませんでした。

 

ときどき天から白いものが降ってきて、海面にポチャンと波紋が立つことがあり、

えっ、なんだろ? と空を見上げたら、

無数の海鳥たちが空で乱舞しながら、ウンコを落としてました。(笑)

なんでコイツらのウンコって白いんだろ?

 

 

 

本当は、下の写真で、停泊している船の真下辺りにカレイが居るのですが、

船に向かって鉛を投げ込むことはマナーとしてできません。

いつもは投げ込まない方向へ、今回初めて投げ込んでます。

 

 

PM13:00を過ぎて、潮が満ちてきて、港内に潮目ができました。

おっ、チャンスタイムがやってきたかな?

 

PM13:10

竿先を見つめていると、右前方へ投げ込んだいちばん右の竿先がビクッと小さく揺れました。

でもフグかもしれません。

1分ほど様子を見ていると、だんだんピクピク、→ グッ、→ ゴンゴンに変わってきました。

竿を持って空アワセを入れると、ドーンと重たさが伝わってきました。

これは明らかにカレイの重さです。

リールをゴリ巻きして寄せてくると、オモリの後ろに茶色いものが付いてきました。

 

 

 

 

ジャスト30cm マコガレイでした。

 

 

PM14:15

正面やや右方向へ投げ込んだ右から2番目の竿のラインがダラ~と弛んできました。

こ、これはまさしくカレイのアタリ。

車から急いで降りて、竿を手に持って、空アワセを入れると・・・乗りました。

かなり抵抗して、重たさが伝わってきました。

リールをグリグリ巻いて、足元へ寄せてきました。

 

 

 

 

33cm マコガレイ でした。

 

さらに

PM14:50

またしてもいちばん右の竿にコツコツと叩くアタリが発生しました。

たぶんカレイでしょ。じゅうぶん飲み込ませてから、アワセを入れて巻き取りました。

 

 

32cm マコガレイ でした。

 

PM13:00~PM15:00 の2時間ほどの間にバタバタと3匹ゲット。

その後は日没まで粘りましたが、アタリはでませんでした。

 

 

今回はマコガレイばかり30、32、33cmが3匹釣れて満足です。

40cm級は見られませんでしたが、新しく投げ込んだポイントに30cm級のカレイの巣が

あることが判りました。

ここにはマガレイもイシガレイも居ないことが魅力でもあります。

釣れれば全部マコガレイ・・・能登半島では珍しいことだと思います。

 


2022.3.10-11 カレイを狙って遠征2日目 石川県能登半島西海漁港

2022-03-12 21:46:07 | 海釣り

1日目の釣りを終えてから、85km離れた能登半島の先端に位置する

珠洲市の蛸島漁港へ向いました。

なぜか知りませんが、3月に入って珠洲市で地震が多発しています。

なんで珠洲市だけ地震が群発するのでしょうか?

べつに近くに海溝が在るわけでもなく・・・、

べつに火山が在るわけでもなく・・・、

なのに直下で揺れるのはなぜでしょうか?

私の大事なマコガレイちゃんが恐れて逃げ出さないことを祈ります。

能登里山海道を通って、現地に到着したのは10日PM20:30。

蛸島漁港に到着すると、私がポイントとする場所に遠洋巻網漁船の船団が停泊していて、

煌々と照明を照らして漁協が荷降ろしの作業をしていました。

ははは、あかんがな。竿を出せません。

どうしようかと車を停めて思案していると・・・

とつぜん車を誰かに横から揺さぶられたように、ユッサ、ユッサと揺れました。

ん? なんだなんだ?と思っていると・・・

カーラジオのNHK第一放送から「番組の途中ですが、ここで地震のニュースが・・・」

珠洲市沖海底10kmを震源とするマグニチュード4.6震度3の揺れだったそうです。

こ、こわー、こんなところで釣りはできませんわ。

逃げるようにUターンして西海漁港へ戻ってきました。

 

 

ガソリン減るわ、しんどいわ、170kmも無駄に走ってしまいました。

10日の晩は西海漁港で車中泊しました。

疲れていたのかぐっすり眠れました。

 

3月11日、AM6:00 釣りの準備に取り掛かりました。

昨日かなり体力を消耗していたので、クルマを横付けできる新波止に陣地を構えました。

新波止の先端にいつも停泊しているサルベージ船が居ません。そのため一段と広く

感じました。

 

 

 

車の中で朝の寒さをしのぎます。

 

 

 

最初の獲物はバイ貝でした。

ここはケムシもヒトデも少ないですが、代わってバイ貝は多いです。

 

 

次の獲物は、どデカいアカメフグ(猛毒)でした。

昨日、隣におられた金沢の釣り師はこのフグを食べると言って、持ち帰られましたが、

私は絶対に食べません。毎年約10名ほど素人料理して亡くなっているのです。

 

 

昨日の陣地と比べて水深がありません。浅いです。

ここにはカレイはおらんのか?

バイ貝もフグも、けっこう重くて期待させます。

 

AM8:00を過ぎましたがアタリは出ません。

AM9:00を過ぎましたがアタリは出ません。

AM10:00を過ぎましたがアタリは出ません。

 

産卵後のカレイはもっと深い場所で養生しているのでしょうか。

 

AM10:20

エサチェックのために、いちばん左に近投していた竿に糸フケが発生していたので

リールを巻き始めると、ものすごい抵抗と重量感。

ゴリ巻きして寄せてきて、足元から浮かせると、茶色く平べったい魚影でした。

 

マガレイ 38cm でした。

 

 

 

 

さらに1時間後

AM11:20 

エサチェックのために空アワセを入れながら竿を立てると、右から2本目の竿に

根掛かり? ドーンと重たい感触で、そのあと魚の強烈な抵抗。

リールをグリグリと巻いて寄せてくると・・・

カレイでしたが、肉厚のイシガレイ君でした。

 

イシガレイ 36cm

 

 

 

 

マガレイとイシガレイで、マコガレイが欲しいです。

午後からも日没まで粘りましたが、残念ながら午後はボーズ。

根気と体力が無くなってきたので、今回の釣りはこれで閉めることにしました。

 

3月11日の釣果

マガレイ  38cm

イシガレイ 36cm

 

 

帰りは七尾で唯一セルフ24時間のエネオスで給油しましたが、177円/Lでした。

 

 

 

ガソリンの値段は新潟県では169円/L、富山県では172円/L、石川県では177円/L でした。

埼玉県では172円/L。

ちなみに関越道のSAのスタンドではレギュラー185円/Lです。

帰り道は、来た道の逆で、帰りましたが、国道17号線の深谷バイバスから自宅まで

ほとんど信号に捕まらずに帰れたので、12日AM5:30に無事に帰還しました。

全走行距離 1219km

 

自宅に戻ってから、まずは風呂入って、そして爆睡。

昼過ぎに起きてきて、持ち帰ったカレイの下処理をすることに。

なかなか重たいクーラーボックスでした。

流し台に広げた獲物たちを見て、なかなか壮観でした。

 

 

 

3月10日~11日の釣果としては

 

マガレイ  43㎝ 38cm 36cm 35cm 34cm

マコガレイ 40cm

イシガレイ 36㎝

合計7匹 

大満足の北陸遠征でした。

 


2022.3.10-11 カレイを狙って遠征1日目 石川県能登半島西海漁港

2022-03-12 17:35:46 | 海釣り

もともとカレイという魚は気まぐれで、釣り上げるために忍耐と根性を必要とします。

ただでさえ難しいカレイが、この冬は特別と言っていいほど釣れません。

このまま鹿嶋港へ通い続けても釣り上げる自信が無いし、

どこか他に確実に釣れる場所でないと出撃する気持ちになれません。

確実に釣れる場所・・・能登半島ならば釣れるのでしょうが、

この冬は悪天候続きで雪が深いし、夜道は降雪や路面凍結で神経を擦り減らすし、

ガソリン代は高騰しているし、遠いし・・・。

なかなか遠征する機会がありませんでした。

でも、カレイ師たるものカレイを狙っている以上は征かねばなりません。

3月になり、ようやく天候が緩くなってきたので、能登半島への遠征を企てました。

勝機は今なり。

しかし軍資金が足りません。

なるべくお金を使わない戦略を練りました。

3月9日 昼頃からゴソゴソと準備をして、PM15:00 板橋の自宅を出発しました。

自宅からすぐ国道17号をのろのろ北上。

途中、大宮バイパスの上州屋でアオイソメ10パック(2日分6,000円)購入して、

そのまま国道17号を岡部まで80km北上。

やっとこさ本庄児玉ICから関越道へ乗り込み、上里SAで休憩し、すぐに上信越道へ。

上信越道から長野道へ入り、信濃町ICで降りるまでの180km(4,480円)だけ高速道路を使用。

信濃町ICで降りて国道18号線を上越市内まで50km、上越市から富山県高岡市まで140km、

ここ高岡市でガソリン補給(169円/L)

高岡市から能越道に乗り込んで、目的地の能登半島西海漁港まで70kmで、

総合計520kmの距離を約12時間かけて走破しました。

 

 

 

 

 

3月10日AM3:30 能登半島西海漁港に到着。

天気予報によると10日から快晴で気温が上昇するらしいので、クルマから離れて、

漁港の大堤防の先端を陣取ることにしました。

暗いうちからせっせと荷物を運んで、陣地を構築。

写真のオレンジバケツ二つが私の三脚。

誰も居ませんでしたが、私が来たすぐ後に、金沢から来られたカレイ狙いのおじさん

(写真の黒い人物)が隣に並んで陣地を構築しました。

 

 

昨年の秋から仕掛けを自作していたのですけど、しばらく出撃していないので、

どういうコンセプトでこの仕掛けを自作したのか忘れました。

絡み防止優先で、石鯛用のチューブで遊動にして、27号のオモリを付けてます。

砂ズリの上にはヨリトリゴム、下にはミニケミホタル、そしてフグに噛み切られないように

フロロハリス5号に赤色ビニルパイプ、赤いゴムなどは全てカレイへのアピールです。

 

 

赤いビニールパイプに、赤いゴム、ピンクに染めた鶏皮、甘いバナメイエビ、を付けて、

アオイソメだけでは足りない風味と色を付けて、カレイに猛アピールしてます。

アホなカレイには効果は有ると思います。

賢いチヌには警戒されて絶対釣れません。

 

 

さらに欠点として、ゴチャゴチャした仕掛けなので、空気抵抗が大きく、飛距離が出ません。

 

 

堤防先端の白灯台は漁船がスレスレに通過するし、実際にあまり釣れないので、

先端はわざと空けておきました。

やや手前に陣地を構えたほうが気を遣わず楽チンです。

 

 

写真の黄色い人物はタコ釣り師で、ミズダコを狙っておられました。

ここには10kg級のタコが居るそうです。

 

 

 

AM6:20 朝日が上ってきました。

能登半島のカレイは暗いうちは全く釣れません。

カレイのアタリが出だすのはだいたいAM7:30頃からです。

寒い中で、もうすこしの我慢です。

 

 

AM8:05  

4本の竿をエサを付け替えるために、空アワセを入れながら、巻き取ったときに、

最も右側の竿が、一瞬、根掛かりしたかと思ったあと、すぐに引きずるような重さを

感じました。再度アワセを入れて、リールを巻こうとゴリ巻きしますが、このときに

グイグイと抵抗して、竿が満月のように曲がり、かなりの重量感を感じました。

これは絶対にカレイ当確ですわ。

楽しー、コレ、この重さですよ。しばらく味わってなかったからなー。

リールをゴリゴリ巻いて足元まで寄せてきて、

オモリの後ろに茶色く平べったいものが見えました。

よっこらしょ、

かなり大きいですが、堤防の上に抜き上げました。

 

 

ひっくり返して、

あらっ、尻尾のくびれ部分に黄色いマークが。

 

 

マコじゃなくて、

マガレイですわ。43cm。

 

ほぼ同時にお隣の金沢のおっちゃんの竿も曲がってます。

おっちゃんに掛かってきたのは、なんと46cmの大判マコガレイでした。

マコでいいなあ、羨ましいです。

オレの釣ったマガレイより一回り大きいですねぇ。←写真は無いです。

 

 

とりあえず祝杯で、缶チューを1本空けて、本音が出ました。

うーん、マガレイ君に失礼ですけど、やはりオレもマコちゃんが欲しいです。

 

しかし短いチャンスタイムでしたね。私もお隣もその後はアタリ無く、

無風快晴のコンディションでまったりと時間が進みました。

30分ごとにエサチェックしますが、何も齧られずにそのまま戻ってきました。

水温が低くて、フグの活性も低いのかな?

缶チューだけが進みます。

 

 

 

AM10:50 

左から2本目に投げ込んだ竿先がピクンッ!!と揺れました。

ん? フグか?

30秒ほど待って、再びピクンと揺れた後、ふわーとラインがフケてたるみました。

こ、これはカレイ独特のアタリですよ。

竿を手に取って、糸フケを巻き取り、そこから大きく空アワセを入れたら、

ズドンと重たい感触が伝わりました。

竿が満月にしなって、リールをゴリ巻きしますが、魚はグイグイ抵抗しました。

ええっー? これ、カレイか? チヌか真鯛じゃないの? 

めちゃくちゃ強い抵抗でしたが、足元から浮上してきたのはやはり茶色い魚体でした。

コイツも、よっこいしょと抜き上げました。

 

抜き上げられるのはヨリトリゴムのおかげです。

マコちゃんの腹が汚れているので、コイツは産卵後の養生のために動かずに潜んでいた

ヤツだな。

 

 

 

 

 

本命 マコガレイでした。40cm ジャスト。

 

やりましたわ。じゅうぶん満足してます。

午前中に、種類は違えど43cmと40cmの2枚を手中にできました。

 

 

その後もアタリは出ませんが、カレイは居ると確信しているので、根気強く、粘りました。

 

 

足元のワカメもお土産に持ち帰りたいですが、今日はカレイ狙いに専念です。

 

 

お隣の釣り師さんは朝イチの特大マコガレイのあと、35cm級のマガレイを2匹追加して

PM13:30 帰られました。

 

私はエサがまだまだ残っているし、翌日もやる気満々なので、このまま日没まで

粘るつもりでした。

 

暖かいし、かなり花粉が飛んでますねぇ。

マツキヨ特製の鼻水止めカブセルを飲んでますから、大丈夫ですけど、

 

 

朝方に缶チュー3本飲んでほろ酔い気分でしたが、午後からは酔いも覚めて

漁師モードで半端ない集中力で頑張ってます。

12時間運転してきて、午前中ほろ酔いだったのに、午後からギアアップして集中してる

のが、我ながらほんと恐ろしいです。

 

 

PM14:05

1匹目と同じいちばん右へ投げ込んでいた竿に、グーッと竿先を抑え込むアタリ発生。

竿を持って、リールを巻くと、これもまた強く抵抗して、

 

マガレイ 34cm (3匹目)ゲットしました。

 

 

 

 

さらに

 

PM14:25 

アタリは出ませんでしたが、エサチェックのために竿を持って空アワセを入れてみると、

右から2番目の竿にも、重量感を感じました。

コイツもかなり強く抵抗しましたが、寄せてきて、抜き上げて、確保しました。

 

マガレイ 35cm (4匹目)ゲットしました。

 

 

 

 

このあと、

PM16:45  納竿の間際にも、いちばん左の、超近投の足元へ落としていた竿からも、

マガレイ 36cm (5匹目) をゲットしました。

 

 

 

PM16:45 終了しました。

 

3月10日 (1日目)の釣果

マガレイ  43cm , 36cm,  35cm , 34cm

マコガレイ 40cm

 

釣り道具を仕舞って、次なるポイントへ向う予定です。

 


2022.02.16 魚の気配ぜんぜん・・・返り討ちに遭う  茨城県鹿嶋港

2022-02-17 07:31:27 | 海釣り

前回の出撃で7パック購入したアオイソメが2パックも余ってしまったので、

再度出撃しました。

 

 

細目のアオイソメだし、塩イソメにするには貧弱だし・・・

高い高速代やガソリン代を考えれば、余った2パック(1,200円)ぐらい捨てたほうが

良かったかもしれません。

だけど、時間があるなら、金銭的にはムダが嵩んでも、カレイを釣り上げたい。

ほんと釣り馬鹿ですな。

 

16日AM3:15 板橋の自宅を出発。少しでも高速代を安くあげようと、AM4:00までに

東関道へ入るために、タイムアタックのつもりで、私のシエンタ君は首都高速を

ガンガン攻めて走ってましたが、あらら、深夜タクシーやらルーレット族に、

右から左からいとも簡単に秒速で追い抜かされて、「オレってこんなに下手くそ

なのか?」ちょっと凹みました。

 

フィッシング鹿嶋店さんで新たに3パックを買い足して、AM5:30ポートラジオに

到着しました。

誰も居ません。平日だからでしょうか。

しかし少な過ぎます。本当に釣れてないからなのかな?

 

車を横付けできませんが、カレイを釣るためならばしょうがないと、

気合いを入れて、防寒対策をして、堤防へ向いました。

 

堤防には私独りだけ。ちょっと不安になりましたよ。

 

 

 

 

対岸の横堤防にも誰も居ません。寂しいですね。

 

 

 

AM6:00スタート。

北東からの強風のため、中央航路に向けて4本の竿を投げ込みました。

ん? 浅くなった? オモリが着水してからラインが出てゆきません。

前回の公共埠頭の深さよりも浅いなあ。

 

 

 

開始して、ずっと曇り空でしたが、AM7:00前にまっ黒い暗雲が立ち込めました。

雪が降り出し、さらに雷がピカッ、ドドーンと轟くし、

カーボンロッドを4本も立てている私は気が気ではありません。

竿を放って、慌てて避難。駐車場まで一生懸命走りました。

真横からの雪は豪雨に変わり、完全にビチョビチョの濡れネズミです。

雲が通り過ぎるAM8:00まで車で暖を取っておりました。

うーん、来なきゃよかった。ちょっと後悔。

 

 

AM8:15 雨雲が通り過ぎたので、釣りを再開しました。

放置していた竿には、鹿嶋の名物、お星様が。

4本の竿に3つのお星様。

 

 

 

通り雨が過ぎた後は、天候も回復して、風も止み、海況も穏やかになりました。

 

 

絶好の釣り日和になってきましたが、

中央航路側、水道側、どちらに投げ込んでもアタリは皆無でした。

堤防の上を場所移動してみたり、遠近投げ分けてみたり、

キャッチャーボートの通るコースへ投げ込んでみたり、

いろいろやってみましたがアタリは出ませんでした。

 

 

水路側は完璧に生物の反応無し。ヒトデもフグも居なくて、

冷たく伸び切ったアオイソメがそのまま戻ってきました。

 

 

 

 

中央航路側はヒトデとエサ取りが活発でしたが、竿先を揺らすアタリは皆無でした。

 

 

 

エサ取りの正体は5cmほどのミニサイズのフグでした。

2匹釣れましたが、どちらもアタリなし。

 

 

 

正午にエサも無くなり、終了。

鹿嶋は釣れません。


2022.02.12 遅れ馳せながら鹿嶋から始動も報われず  茨城県鹿嶋港

2022-02-13 11:53:16 | 海釣り

2022年の初出撃になります。今年は例年になく雑用が多く、

1月は悪天候も重なって一度も出撃できませんでした。

この3連休がやっとこさで出撃できることになりましたが、

さて、何処へ出撃しますか? 

2月10日はまた積雪がありましたし、日本海や東北方面は苦労しそうです。

かと言って、鹿嶋港や東京湾、内房の近場は今年はカレイが絶不調だし。

どうしようか?と悩んだ結果、とりあえず出撃することは決めたので、

今回はダメだと覚悟のうえで、鹿嶋港の公共埠頭へ向うことにしました。

11日PM23:00 板橋の自宅を出発して、首都高速から東関道へ進みましたが

四街道を過ぎたあたりから道路の路肩に積雪が残っていました。

千葉県って積雪し易いんですね。終点の潮来ICまで慎重に運転しました。

いったんフィッシング鹿嶋店さんでアオイソメ4,200円分を購入して、

そのままポートラジオへ入ろうか?と思いましたが、北東からの風が

意外と強くて、この寒さでは車から離れられないと判断して、ぐるっと

回り道して20km離れた公共埠頭へ向いました。

12日AM1:45公共埠頭に到着しましたが、工事中のため、釣り場は普段の

半分もない狭い区域しかできませんでした。

昨年カレイを2匹釣り上げたポイントも工事中で入れませんでした。

 

工事って、いったい何をやっとんねん?

暗い中で、車から降りて、じーっとよく見たら、

おおーっ、サクラダファミリア~

 

 

 

漁礁を作っとるんかいな。

こんなもん作って、何処に沈める気かな?

南沙諸島へ運んで行って、船の航路になるところへ沈めてきたらええねん。

 

さてと、私の他にまだ誰も来ていないので、風向きを計算して、立ち入り禁止柵

ギリギリのところを陣取りました。

風は対岸に向って、右前から左後ろ方向へかなり強く吹いていました。

向かい風なので仕掛けを投げ込むときに苦労します。

 

 

 

 

私の左側もかなり狭く制限されてました。

 

明るくなって、

 

 

さてと、釣り座の準備が出来たら、投げ込む前に、仕事始めの行事です。

海の神様へお供えです。

どうか今年一年が無事故で過ごせますように。

 

 

 

猛烈に寒かったので、ちょびっとだけ残して、お裾分けを戴きました(笑))。

 

仕掛けは2021冬バージョンをそのまま使用しました。

アオイソメと塩イソメの併用で投げ込みました。

 AM4:30 暗いうちからスタート。

 

 

 

 

 

投げ込んで20分経過したので、エサチェックのために巻き上げると、

竿が曲がって、とても重いのですけど、ぜんぜん抵抗感がありません。

4本の竿にヒトデが3つ。

ヒトデ三種盛りですな。

 

 

この日はまったくエサが齧られず、アオイソメがなかなか減りません。

 

午後になって風も収まり、細かいアタリも判るようになりましたが、

魚類が口を使ったようなアタリの出方は皆無でした。

 

 

夕方になって、風も無く、コンディションが良くなってきたので、

もう少し粘って、干潮ピークPM20:00前後の潮の変わり目を狙ってみる

ことにしました。

 

 

 

日が暮れて、PM17:30~20:30の間に計4回アタリが出ました。

いずれも、竿先をチョンチョンと弾いたあと、

20秒ほど経過してグッグッと竿を引っ張り込むようなアタリの出方でしたが、

竿を持って構えて、「えいっ」とアワセを入れても針に乗りませんでした。

いったいどんな魚だったんだろ? 4回ともハズレとは・・・トホホ。

 

PM23:00 終了。気温が1℃まで下がっていて、風は吹いてませんが、めちゃくちゃ寒い。

帰りの東関道では成田付近で追い越し車線が凍結しており、50km/h規制が出されており、

危ないなと思って慎重に運転していたら、前に派手な黄色いパトライトが。

冨里あたりから道路公団の低速作業車3台が低中高の三車線を塞いで、しかもその後ろに

千葉県警のパトカーが追走して、何者も絶対に抜かせない陣形を保ったまま宮野木JC

まで続いたものだから、帰宅時間は予定より大幅に遅れました。

13日AM2:10無事に帰還しました。

 

今回の出撃は完全にボウズでした。・・・いや、ヒトデだけは大漁でしたわ。

 

 


2021.12.14 討ち入りの日になんとか結果を・・・  石川県珠洲市蛸島漁港

2021-12-15 14:54:12 | 海釣り

10月から数えて今シーズン4回目の蛸島漁港へ出撃です。

今回は兵庫県西宮市にある私の実家から出撃しました。

西宮市の実家からですと、名神高速から北陸道へ乗り継ぎ、能登里山海道を

北上して蛸島漁港へ行くルートで、距離にして460km、時間にして6時間を

要しました。

この冬、初めての寒波が襲来して、一気に寒くなりました。

能登里山海道を走るときに千里浜海岸を見ますと、強烈に荒れてました。

 

 

 

13日AM9:30 兵庫県西宮市の実家を出発して、途中、北陸道の敦賀で降りて、

釣エサ屋の魚流さんで、アオイソメ4,000円とユムシ弾5発を購入し、再び北陸道を

飛ばしましたが、現地の蛸島漁港に到着したのはPM15:30。

なんとか夕方のカレイチャンスタイムに間に合わせることができました。

 

蛸島漁港へ到着すると、遠洋巻き網漁船が1隻だけ停泊しておりました。

 

他に2隻目、3隻目がやってくるのか?と心配しながら、陣地を構える場所に

悩みました。

もし来たならすぐに撤収できるように考えて、竿4本を投げ入れました。

 

 

 

 

気温3℃、西からの横風が強く吹いて、クルマから出て外で作業していると、

寒気でコメカミが痛くなりました。

 

 

今回は、自作のユムシ代用えさ(ピンク色) が使用できるのか?どうか?

試作品の評価もしてみました。

 

 

昨年の経験から、どうやら停泊している巻き網漁船の下にカレイが集まるのでは

ないか?と考えています。

陣地こそ巻き網漁船から距離を取っていますが、投げ込んだエサはなるべく

船に近くなるように投げこみました。

 

夕刻の薄暮の時間帯に期待しました。

 

が、しかし、・・・

仕掛けを回収すると、大きなウミケムシが喰らいついていました。

 

 

 

さらに、今回この漁港で初めて掛かってきたヒトデです。

ヒトデが少ない場所だと思っていたのに、ちょっとガッカリです。

 

 

ケムシとヒトデ、両方とも厄介な存在です。

なんだかんだとエサ取りに悩まされているうちに、すぐに日没になりました。

投げ込んで放っておくと、アオイソメには必ずケムシが食いついてきました。

この漁港は夜はアナゴも居ないし、何も期待できません。

大して期待せずにPM22:00まで夜釣りをしていましたが、魚類は何も掛かりません

でした。

寒さが増してきたので、エンジンかけて暖を取り、独り宴会して、

車中泊しました。

 

 

12月14日(火) 赤穂浪士の討ち入りの日です。

AM6:30 夜明けです。

 

 

 

各々方、かかれー。

 

AM7:00  

たっぷりアオイソメを付けて、4本の竿を投げ込みました。

 

AM7:15

エサを付け替えようと、4本の竿を見たら、巻き網漁船に近いほうの2本の竿の

ラインがえらく弛んでました。ものすごい糸フケが発生。

ひょっとして、こ、これは・・・?

いちばん左の黒色の竿を手に持って,期待を込めて糸フケを巻き取り、

そして空アワセを入れました。

オモリの後ろに重量感と、ググッと抵抗感を感じて、リールをゴリ巻き。

寄せてきて、抜き上げました。

 

 

 

 

マコガレイ 30cm (メス) でした。

 

やりましたわ。朝イチの時間帯に掛かりました。

サイズはやや不満ですが、いやいや、掛かってくれただけでも感謝感激です。

 

このお船の下に居るのですよ。

 

さて、もう1本の竿・・・

左から2本目の赤い竿を手に取って、これも糸フケを巻き取り、

空アワセを入れると、1匹目と同じような手応えを感じました。

リールをゴリゴリゴリ巻きして寄せてくると・・・

 

 

 

 

マコガレイ 31cm (メス) でした。

 

サイズはやや不満ですが、いやいや、複数匹ゲットで感謝感激です。

 

アオイソメがまだ2,000円分以上残っていたので、ケチらずに房掛けにして

4本の竿すべてを巻き網漁船の近くにドボンと投げ入れました。

 

が、しかし、・・・

昼間は来ないと思っていたケムシの猛攻が続きました。

 

 

PM13:00  エサ切れのため終了。

結局のところ朝イチに掛かったマコガレイ2匹のみでした。

 

 

 

12月15日(水) AM1:30  東京板橋区の自宅へ無事に帰還しました。

持ち帰ったカレイを測定すると2匹とも1cm縮んでました。

腹を開くと抱卵していましたが、まだ腹パン状態ではなく、乗っ込み初期かな?と

思います。

 

 


2021.12.07 勢いに乗れない。 茨城県鹿嶋港

2021-12-07 21:45:39 | 海釣り

ある人のブログ記事に超デカいイシガレイの写真が載せられていたので、

オレもこの話題に乗らねば・・・と、平日にあるにもかかわらず、出撃しました。

7日(火) AM1:30 板橋の自宅を出発。

すぐに首都高速に乗り込み、続いて東関道へ。ETC深夜割引を利用して

しかも燃費を気にしながらチンタラ走ってきましたが、フィッシング鹿嶋店に

到着したのは、まだ開店前のAM3:45 。15分待って開店と同時にアオイソメ細目

7パック4,200円を支払い、急いで現場に到着しました。

驚いたのは、車から降りると北東からのものすごい強風が吹き荒れていて、

来る途中はまったく無風だったのに、なぜこんなに違うのか?

しかしもうエサを買ってしまったので、やるしかない。

 

ちょっと迷いましたが、気温がそれほど低くなくて、寒さを感じなかったので

進むことにしました。

 

まだ暗い中、誰も居ない堤防で三脚を立てて、竿を4本出して準備に取り掛かり

ました。

AM6:00 まだ暗いですが、中央航路に向けて投げ込んでスタート。

相変わらず強風が斜め後ろから強烈に吹きまくり、後ろからでも帽子が飛ばされそう

になりながら、適当に広角に投げ分けました。

誰も来ないので、??? 釣れてないのかな? と思いながら強風に耐えておりました。

 

 

 

 

 

最初に掛かったのはクサフグ君

 

次に掛かったのは、重量感のあるアカメフグ君

 

AM6:45  

やや明るくなってきたときに、いちばん右に投げ込んだ赤い竿に、明確なアタリ発生。

竿を手に取って、空アワセを入れると、オモリの後ろでググッと魚の感触が伝わって

来たので、リールをゴリ巻きするもかなりの手応え。

これはフグじゃないぞ、頼むからカレイであってくれ、と願いながら寄せてきました

・・・が、・・・寄せる途中で早くも水面に浮上しました。

あーっ、一気に期待感ダウンでした。

 

期待に反して50cmほどのアナゴさんでしたが、丸々太っていたのでキープしました。

 

明るくなってきても、強風が止む気配は全く無く、

左から右へほぼ真横からの向きに変わりました。

 

 

帽子が後ろから飛ばされそうなので、マジックテープのゴムバンドで固定しました。

 

 

その後はフグも少なくなり、仕掛けを回収するとエサが残りはじめました。

しかし、ここ鹿嶋は忘れてはならないヒトデの巣窟です。

15分ほど放置しておくと・・・

 

 

 

瞬く間に・・・

 

 

さらに、

 

 

さらに、

 

 

しかし、AM10:00頃からヒトデさえも掛からなくなり、

房掛けにしたアオイソメが全く喰われずに、そのままの形で戻ってくるように

なりました。

確かに水温は落ちているように思われましたが、この日はまったく寒さを感じずに

気温は10℃以上あるはず。何故食わんのか?

投げ込んでも期待できないようになり、集中力が切れて、つまらなく感じました。

 

AM11:00 まで粘ってみましたが、この時点でアオイソメ2パックを残して中止。

やめることに。

 

昼間に高速道路を使うのはもったいないと思いましたが、眠いし、腹減ってるし、

東関道を飛ばして、PM14:00 帰還しました。

 

さてと、風呂入って、爆睡したあと、朝イチに掛かったアナゴさんを料理して、

酒のアテにしました。

 

 

 

けっこう太っていたので、身が多く取れました。

 

アラでダシを取ります

 

鍋にしてアナゴを入れました。他の具材のほうが多くて見えん。

 

 

 

 

アナゴはとても美味しいのですが、やはり第一目標はカレイです。納得できません。

鹿嶋港はほんとギャンブルですなあ。

一発大物か?ボウズか?


2021.12.04 これでようやくスタートできたか? 福島県いわき市四倉漁港

2021-12-05 20:10:39 | 海釣り

12月4日(土)AM1:00 板橋の自宅を出発しました。今回の出撃は福島県いわき市にある

四倉漁港に陣地を構えてみました。

 

 

本当は別の場所で竿を出してみたいポイントがあったのですが、いざ現地へ

行ってみると、只今工事中で。立入り禁止。

仕方なく転進して四倉漁港へ。ここで一日中粘ることにしました。

じつは、12月4,5,6日は大潮で、この日の夜の干潮ピークは年内最大に潮が引くため、

私のアウトドアライフで是非ともトライしてみたいミッドナイトマテガイ(超マイナー

な趣味)を、この四倉漁港で可能なのか?どうか?を検証してみることが、

この日の主目的でした。

潮干狩りが第一でカレイ釣りが第二という構えが動機不純なのですが・・・。

干潮ピークは深夜のPM22:06で潮位は-9cm。

上記写真の超浅のエリアが潮干狩りの場所。

なので、その時間までのヒマ潰しが今回のカレイ釣りです。

 

4日AM3:00 北茨城の釣侍さんで紅イソメ400g購入。

 

AM5:00  四倉漁港のコーナーの位置に陣地を構えました。

釣れる場所と言うよりも、車が横付けできる場所を優先しました。

 

 

思い切り遠投してみたい気分ですが、この場所は足元が最も深く、遠投すればするほど

浅くなるため、軽く投げて足元を狙いました。

 

 

ここはどの方向へ投げても海底は砂地ですが、潮通しが悪いのか? 枯葉や流れ藻が

足元に堆積していました。

 

釣れてきたものは・・・

 

シャコ ↓ ↓

 

モスソ貝 ↓ ↓

 

小ハゼ ↓ ↓

 

フグも居るようです。投げ込んですぐに微小なアタリばかり続き、

10分程度で素バリになって戻ってきました。なかなか針に乗りません。

他の釣り人には大きなフグも掛かってました。

 

どうやってもエサ取りに食われてすぐに無くなってしまうのですが、

それでも仕掛けを変えるつもりはさらさらありませんでした。

午前中は紅イソメをケチって1匹掛けにして、午後からのチャンスタイムまで

温存しておこうと考えました。

 

クルマの中でラジオを聴いたり、スマホでyoutube番組を見たりして過ごして

ました。

外海は荒れて、大波が堤防のテトラポットを超えて派手に砕け散っていましたが、

漁港内は大変穏やかで、陽気な日差しにも誘われて、ウトウト昼寝してました。

 

朝から昼に向けて潮が引き続いて、昼の干潮ピークでの潮位は+75cm。

午後PM13:00過ぎから潮が満ち始めて、潮位が上げてきたPM15:00過ぎから日没まで

がチャンスタイムだろうと期待していましたが、期待に反してアタリらしいものは

皆無でした。

 

 

 

PM16:05   日が沈んでゆきます。

 

あー、一日が終わってしまった。

今日は釣れなかったなー。

しかし、深夜の干潮ピークまでは帰れないし。。。。

エサはまだ2パック100gほど残ってるし、夜釣りに突入するか・・・。

 

 

早々とLEDライトを穂先に装着して、薄暮の中、寒いしクルマの中から見つめて

いると・・・

穂先がビリビリ、ジビジビ、震えていました。

どうせエサ取りだろうと、放っておいたのですが、目の前の竿1本だけいつまでも

ビリビリと震えるアタリが続いていたので、

「こいつはデカいフグが針に掛かって、ハリスをガジガジ噛んでいるな」と思い、

クルマから出て、竿を持って、思い切り空アワセを入れてやりました。

すると、グーッと重たい感触が伝わってきました。

この日、初めてオモリの後ろに重量感を感じて、リールをグリグリ巻いていると、

途中でゴッン、ゴツンと抵抗も見られたので、魚類であることは確かです。

でも、どうせデカいフグだろうと思いながら、手前まで寄せてきたら・・・

 

どーん!! マコガレイ君の登場です。

 

あのですね、ここまで改良に改良を重ねてきた自作の仕掛けに、標的のカレイが

ちゃんと繋がってることで、ほっと安堵感か広がりました。

絡まないし、根掛かりもしない。よく飛ぶ。

この仕掛けでカレイが釣れた。

これでいいんだ。あとはこの仕掛けでシーズンずっと連投するだけ。

 

 

サイズは・・・

31cm ・・・いや、メジャーが少したるんでる・・・

メジャーをピンと張り直して・・・

やや不満の・・・

30.5cm。

文句は言えません。カレイ様よくぞ掛かってくれました。

 

 

この薄暮の時間帯がチャンスタイムだと感じて、

残っている紅イソメを4匹房掛けにして、投げ直しました。

 

PM17:00  

さっきと同じ方向に投げ込んだ竿に、またしても同じアタリが再び発生しました。

おおー、2匹目が来たかな?

また竿を持って、空アワセを入れると・・・コツン? えっ? 

針に乗りましたが、今度は軽いです。

寄せてきて抜き上げると、かわいいアナゴ君でした。

 

 

あー、オマエか。ちょっと出番が早すぎるやろ。

だいたい薄暮の短い時間帯にカレイタイムがあって、そのあとにアナゴタイムが来ます。

アナゴが釣れてしまったということは、もうカレイタイムは終わってしまったのか?

とても残念ですね。

 

PM18:00

エサも無くなり、片付けることに。

モスソ貝とシャコもリリース。

 

持ち帰った獲物は翌朝1cm縮んでました。

 

 

あのですね、

今回の第一の目的は、ミッドナイトマテガイでした。

検証をやらねば。

 

夜の干潮ピークはPM22:06でしたが、日が暮れた後、PM18:00頃から

急に猛烈な北風が吹き始めました。

異常な強風で、クルマが揺さぶられるぐらいの突風が吹きまくりました。

 

 

かなりためらいましたが、ウェーダーに履き替えました。

約1時間前のPM21:00に砂浜へ出てみました。

 

 

昼間に投げ込んでいた浅い海底は干上がっていました。

枯葉や千切れた海藻がまんべなく均一に溜まっていました。

 

 

マテ貝堀りに欠かせないツールの餃子コテ。

必殺技のコテ返しを繰り返しながら、砂を切って、マテ貝の穴を探しましたが、

残念ながら穴が1つも見つかりませんでした。

 

 

 

強風のため、浜からの砂が砂嵐となって、横から顔に当たってきました。

万事休す。

早々と撤収してきました。

ミッドナイトマテガイは失敗に終わりました。

 


2021.11.25  番外編 仕掛け改良テスト2 茨城県鹿嶋港公共埠頭

2021-11-28 01:40:51 | 海釣り

カレイ釣り専用仕掛け2021冬バージョンを考えて、あれやこれや試行錯誤を

繰り返しています。

前回、新潟県市振海岸でテストした結果が大惨敗に終わりましたが、

どうしても石鯛パイプと砂ズリとヨリトリゴムの組み合わせを諦めることができず、

今回は鹿嶋港にて、2回目のテストをしました。

 

25日(木)AM1:45に板橋の自宅を出発し、深夜の首都高速から東関道へ乗り継いで

鹿嶋港まできました。

 

 

AM3:20 鹿嶋港の魚釣園側へ到着しましたが、平日の早朝とあって、エサ屋のフィッシング

さんがまだ開いていなかったので、漁港内の加倉井釣具店でアオイソメを3000円分購入。

加倉井さんは平日でも24時間営業されていて、大変重宝なのですが、

アオイソメがデカ過ぎます。なので匹数が少ないのです。

 

AM4:00まで待ってフィッシングさんが開くまで待つか?と考えましたが、

20km離れた公共埠頭へ早く行きたいので、時間を優先させて、加倉井さんで購入して、

急いで公共埠頭へ回り込みました。

 

 

AM4:10  公共埠頭へ到着するが、平日なのでわりと空いてました。

早々と来たものの、アオイソメを消費したくないし、寒いし、クルマの中で待機です。

岸壁には相変わらずヒトデがたくさん転がっていました。

 

 

今回は、前回のテストのときと逆に、ヨリトリゴムを上にして、その下に砂ズリ、

その砂ズリを石鯛パイプに通して、弾丸オモリを取り付けて、

砂ズリの先にハリスを結びました。

 

 

 

 

 

チャンスが来るまで、アオイソメはケチって1匹掛け。とても房掛けなんてできません。

 

夜が明けてきました。

 

 

 

 

中央航路へ遠投して、ドボンと放り込みました。

エサを付けて、4本の竿を投げ込んでは、糸フケを取り、クルマの中から竿先を見つめ

ました。すぐにエサ取りがジビジビ齧ります。

竿先にジビジビ震えるアタリが伝わって来て、アタリがよく判ります。

石鯛パイプを使用しているので、遊動式でアタリが見やすいです。

左から右方向へ西からの強風と、同じく左から右へ流れる引き潮で、しかも水深があるので

投げ込むときはPEライが横風でフケて、カーブフォール。着底してからは糸フケを取った

あと、15分ほど置いて、空アワセを入れて、巻き取ってゆきました。

 

15分おきに事務的に4本の竿を引き揚げて、仕掛けのカラミ具合いを点検しました。

ぜんぜん絡みません。カラミ無しでした。成功です。

昼前まで引き潮で左から右へ流れていましたが、小魚が多く、すぐにエサを取られました。

カレイのアタリは皆無。竿先を鈍く抑え込むようなアタリは皆無でした。

 

 

 

 

昼前になると、さすがに車の中は暑くなりました。

外へ出ても上着が要りません。

 

 

 

PM14:00 過ぎから潮の流れがゆっくりと右から左へ逆になりました。

このころからエサ取りが少なくなり、回収した仕掛けにアオイソメが残るようになりました。

すると・・・

代わりにヒトデが活発に掛かりだしました。

 

 

 

 

 

PM15:00  エサ切れのため終了。

帰りは平日の夕方に首都高速で事故が多発して、大渋滞で・・・

PM18:20 無事に帰宅しました。

カレイは釣れませんでしたが、絡まない仕掛けができて満足です。

 


2021.11.23 番外編 仕掛け改良テスト 新潟県市振海水浴場

2021-11-23 22:11:04 | 海釣り

11月19日(金) 月食が観られる日でした。

この日、夕方に天体観測を兼ねて、上越の市振海岸で竿を出しました。

 

 

 

そこでカレイ釣り2021年版の仕掛けをテストしてみたのですが、

見事にハズレ、失敗しました。

準備した4つの仕掛けのうち2つを根掛かりで失い、

残り2つもぐちゃぐちゃに絡んで戻ってきました。

 

 

 

ヤフオクでよく見かける投げ用の砂ズリと、石鯛パイプ仕掛けを購入して、

これに昔から必需品として使用しているヨリトリゴムを組み合わせて、

比較的海藻の多いゴロタ浜を選んでブッ込んでみたのですが、

まったくダメでした。

このあと、能登半島の珠洲市蛸島へ向ったのですが、蛸島ではこの仕掛けは

使用しませんでした。

 

冬のクソ寒い夜に車を横付けして、冷たい北西風に耐えて、

荒れて底荒れのする日本海の海岸でも、カレイやアイナメを狙う頑丈な

仕掛けを作成したつもりでしたが、見事にハズレでした。

 

駐車した場所は安全なところです。

誰も居ません。

 

 

 

 

海岸の様子です。

何か大物が潜んでいそうな海岸です。

 

 

 

 

エサのユムシ弾を付けて放り込んでみました。

 

 

 

 

 

 

夕マズメから2時間ほど頑張りましたが、

暗闇に響くザッパーーンとデカい波の音・・・こ、怖いです。

それと高確率で根掛かる・・・なんとかしてよー。

結局のところ、新作の仕掛けは全く役に立ちませんでした。

これを教訓に更なる改良を続けます。


2021.11.20 まだ居ませんか? 乗っ込みマコガレイ  石川県珠洲市蛸島

2021-11-21 15:36:38 | 海釣り

先週に続いて、今週も東京からはるばるやって来ました。

板橋区の自宅から、能登半島の先っぽの蛸島まで片道約580km。

遠いです。・・・ほんと、めちゃくちゃ遠いです。

今回は高速道路を多用したので、先週よりも走行距離が長いです。

 

でも、時間と金と労力をかけてでも、デカいマコガレイが欲しい場合は、

蛸島はそれだけの価値のある釣り場なんです。

先週の能登島の鴫島のポイントも大変魅力なのですが、能登島では、

イシガレイが中心になるので、また次回に立ち寄りたいと思います。

 

そのまえに、先週の釣行以前から、私の腹の具合いが思わしくなく、

何か食べ物を口にすると胃腸が刺激されて、すぐにトイレへ駆け込む状態

が続いていたため、果たして長時間の運転に耐え得るかどうか?

とても心配でしたので、カッコ悪いことですが、大人用オムツを装着

しての出撃となりました。

 

 

 

今回の出撃は自宅から高速道路を多用して飛ばしてきたので、

20日(土) AM4:00には現地に到着しておりました。

毎回のことながら、遠洋巻き網船が戻って来て、漁協が作業していないか

どうか?を確認してからの釣り座の確保となります。

先週に来た時よりも網干し場に拡げられた網が無くなっていて、

岸壁がかなり広く感じられました。

 

 

 

 

昨夜の月食天体ショーを終えたばかりのまんまるお月様が、早朝の西の空に

残っていました。

 

 

この日の天気は下り坂の曇り予報で、北西からの風が強く吹くとのこと。

ここ蛸島は北西からの強風には、背後の能登の山々が遮ってくれるので、

安定した気候に恵まれました。

先週の南からの強風による悪コンディションとはえらい違いでした。

一週間経過するとこんなに違うのか?と思うほど、海面は穏やかで、

海水は透みきっていました。

 

 

 

この日のエサはアオイソメ3,000円分。

その他にユムシ弾10発、冷凍バナメイエビ、紫外線発光イカ短などです。

 

 

投げ込んですぐ、常連のフグ、それとピンギスがエサを齧り取ってゆきます。

 

 

気温7℃、無風ですがやたらと寒かったです。

クルマの中から暖を取りながら竿先を見つめていますと・・・

先週と同じく、あの飛べないカモメさんが近づいてきました。

このカモメさん、両羽を広げると右側の羽が半分しかなく、事故に逢ったか、

野良猫に襲われたのか? 飛べないので、エサを求めてヨタヨタと漁港内を

彷徨っています。

夜は何処で寝ているんだろうか?

これから寒い冬がやってくるのに大丈夫なのか? とても心配になります。

このカモメはカモメなりに知恵がついて、人に懐いて、釣り人が居ると、

自分からすすんで近づいていって、エサをねだる仕草をします。

今回は冷凍バナメイエビを3尾食べました。

 

早朝から30分おきにエサの交換をしながら、4本の竿を注視しておりましたが

昼まではボウズでした。

アオイソメやエビは奇麗に取られて戻ってきますが、ユムシは齧られず。

 

あくまでも目指すは40㎝マコガレイ。

カレイよ来い、カレイよ私に掛かれ、念じながら打ち込みます。

初志貫徹で淡々とエサを打ち込み続けました。

 

昼過ぎに正面に遠投した置き竿が三脚の上で飛び跳ねました。

カレイではなさそうでしたが、何か大きそうです。

竿を持って、空アワセを入れて、リールを巻き始めましたが

それほど重たくもなく、寄せてきました。

24cmの大きなキスでした。

 

潮が変わったか? 

チャンスタイムかと思われましたが、ただこの1匹だけで、後が続かず。

 

代わりに、ケムシが掛かってくるようになりました。

 

ケムシが掛かろうとも、カレイが来ると信じて、午後からもアオイソメを

打ち込み続けました。

 

 

 

 

 

 

PM16:30  

薄暗くなってきて、ちょうど残っているエサも無くなってきたので、

最後のエサ交換をして、完全に暗くなるまで放っておきました。

過去からの経験で、夕刻の薄暮の時間帯にカレイが食ってくることが

ありましたので、期待して放置しておきました。

 

PM17:00 

片付けるために、期待を込めて竿を1本ずつ巻き取ってゆきましたが、

どの竿も空アワセを入れたときに、ズドーンとくる重さは感じられません

でした。

無念です。

でも、何か付いている。

 

18cmの可愛いチャリコ ↓ ↓

 

26cmのデカいキス ↓ ↓

 

フグに始まり、フグに終わる ↓ ↓

 

ここにはカレイはおりません。

おめおめと能登半島の先端から撤収してきました。

 

 

この日の獲物は・・・

たいへん寂しい結果になりましたが、

コイツらは日曜日の晩酌のアテになりました。

 

 

11月も後半に入り、気温も下がっているし、それに伴って海水温度も

下がっているので、近いうちに漁港内にマコガレイが入ってくると思います。

昨年末に、ここで釣り上げた抱卵した46cmのマコガレイの重たい感触が、

まだこの手に残っています。

今回に懲りずに、時間と金が許す限り、頑張ってトライし続けてゆこうと

思います。

 


2021.11.13 こんなに報われない釣行もあるんです。 石川県能登半島(蛸島,鴫島)

2021-11-15 14:24:33 | 海釣り

まず最初に、今回11月13-14日の二日間にわたって石川県能登半島で、

気を抜かずに一生懸命に釣りをした釣果をアップしておきます。

この写真のうち、大きなキス(27cm)は地元の釣り人からの貰い物です。

ですので、私が自分で釣り上げた獲物は20cmのチャリコが1匹のみです。

ああー恥ずかしい!! とても貧果に終わりましたが、これも記録ですので、

自分への教訓として、また戒めとして、アップしておきます。

 

11月に入って気温が急激に下がりだしたので、海水温も下がりだし、

もうそろそろカレイが釣れるのではないかと思いました。

12日(金)PM14:00能登半島へ向けて、板橋の自宅を出発しました。

翌土曜の朝から珠洲市蛸島で釣ることを計画していたので、

まだたっぶり時間の余裕があります。しかしそれとは逆にフトコロ具合いが

とっても寂しいので、ここは交通費を超節約計画で予定を立てました。

自宅のすぐ近所を通る国道17号線をチンタラ北上して、大宮ー桶川ー熊谷

ー深谷ー本庄まで進み(自宅から80km)、

 

 

関越道本庄ICから乗り込むことにしました。

下道での碓氷峠だけはさすがにしんどいので、さらに、長野県の市街地

を通る国道18号線の区間もゴチャゴチャして分かりにくいので、

上信越道で一気に信濃町ICまで進みました。(本庄IC-信濃町IC区間170km

4,500円)、

そのあと信濃町ICを降りて、下り坂の一本道の国道18号線を上越市街まで

50km走り、上越市街にある釣エサ屋フィッシャーズさんにPM20:50到着

しました。

自宅の板橋から上越市街のフイッシャーズさんまで行程300kmを6時間50分

かけて高速代4,500円だけでしのぎました。

 

フィッシャーズさんに入ると、目的のユムシは売り切れとのこと。さらに

イワムシも無い。大ショックです。

仕方がないのでアオイソメ10パック(5,500円)だけ購入。

これだけではフグなどのエサ取りの多い場合に全く対処できないので、

上越市街にある他の釣エサ屋を何軒か廻って、どうにかデカいユムシ弾を

4発だけ入手することができました。(1個150円×4)

 

 

さてと、不満ながらエサを購入したあとは、下道で目的地の珠洲市蛸島を

目指すのみです。

裏日本特有の非常に冷たい雨が降り続いていました。

 

上越市街から高岡市街まで国道8号線を140km、

高岡市街から氷見北まで国道160号線を15km、

 

こんな夜間に走っているのは長距離トラックばかりです。

皆さん、スピードよりも燃費重視の走りに徹しているので、

交差点の赤信号で止まって発進するときに燃費が悪くなるので、

なるべく赤信号で止まらないように、タイミングを計りながら

のろのろと惰性で走ります。

 

氷見北から七尾、穴水を経由して、( 能越道、のと里山海道 の無料区間)を

走破して、

目的地である珠洲市蛸島漁港まで120km、

蛸島漁港には13日AM2:50に到着しました。

 

東京都板橋区の自宅から蛸島漁港まで合計575kmを約13時間かけて

走破しました。

 

 

まずは漁港内に遠洋漁船団が停泊していないことの確認です。

土曜日の早朝なので、ひょっとして戻ってくるかもしれません。

その場合は、早朝から漁協関係者が早めに出てきて、照明を付けたり、

フォークを動かしてパレットを運んでいたり、

また運送ダンプやトレーラーが空き地で待機したりしています。

 

暗闇の中で確認したところ、どうやらこの日は何も無さそうです。

 

 

しかし、いつも陣取る網干し場の場所と、近くで係留されている網干し作業船

の位置が気になって、もしや今日、作業する?と、

ちょっと嫌な予感がしたので、

邪魔にならない場所に陣地を構えました。

 

 

 

昨日から南西からの強風が吹いており、漁港の外はかなり荒波が立って

いました。いつも穏やかな漁港内も、チャブチャプと波立って、

濁っていました。

構えた陣地は東から西へ向って竿を出しており、かなりやりづらいです。

 

 

AM6:00 釣り開始です。

まずは4本の竿にアオイソメを付けて、エサ取りの様子を見てみることに。

 

 

 

逆風を突いて、ドボンと投げ込みましたが、糸フケを取っている間に、もう

竿先がコンコン揺れてアタってました。

回収すると、フグでした。

 

 

次に掛かったのは、20cmのチャリコでした。

 

デカいカレイを狙った丸セイゴ16号のハリにコイツら小魚のエサ取りは

かなりキツイなあ。

しかし4発しかないユムシ弾をここで使うのは非常にもったいないし・・・

まあ、10パックもアオイソメがあるので、少しケチりながら、打ち返して

続けていれば、そのうち大きい魚も来るやろ。

我慢して逆風に向かって打ち返しておりました。

 

AM7:30

完全に明るくなって、次第にエサ取りが居なくなりました。

 

陽が上るまで、大変寒かったので、いつものようにクルマの中から竿を

見つめていますと・・・

 

クルマのうしろのほうから、

1羽のカモメがエサをくれ、と寄ってきました。

エサ箱を覗いたり、切れて飛び散ったアオイソメを突付いて食べてます。

コイツ、このまえ10月に来た時も居たな。

年寄りなのか?

飛べないのか?

 

車の中から窓を開けて、コンビニで買ったクロワッサンをちぎってポイッ。

するとすぐに近寄って来て、パクッ。

またちぎってポイッ、またパクッ。

ちぎってポイッ、を繰り返してたら、

あらら、オレの食う分が無くなりました。

「おまえ、なんぼほど食うねん?」

オレも、ちょっとはええことしてたら、大きな魚でも掛かるんとちゃうかと

思って、おまえにエサやっとんのに・・・

 

すると、目の前の遠くの空に虹が掛かりました。

↓↓写真には薄くしか映りませんけど。

おおー、ええことしてたら、ほら、希望の虹が架かったわ。

これで次は大物も掛かるっちゅうことや。

 

 

さてと釣りのほうですが・・・

エサ取りが居なくなると、大物どころか、代わりにケムシが大量に発生して

きました。

アカン!! 神様に下心見透かされてるわ。

くそっ!!

 

しっかしな~

ほんま判らん、まったく判りませんわ。

潮の流れ、潮の干満、日差し、海水温度、など・・・いろいろな条件が変化

して、急にケムシが大量に発生したり、出なかったりします。

 

 

うーん、ブッコミ釣りにケムシは大変厄介です。

キス釣りのようにエサを動かしていると、そんなに気にならないのですけど。

 

ケムシに耐えながらも、30分毎に4本の竿を打ち返しておりましたが、

海水の色が薄い茶色に変わってきて、オモリを30cm沈めると、

濁りで見えなくなってきたので、

「こりゃカレイにはエサが見えんやろ」と思い、

AM10:00 撤収することにしました。

この蛸島漁港は南からの強風が吹いたらダメですね。

 

 

蛸島漁港から70km戻って、能登島の鴫島入江に移動することにしました。

鴫島入江は全方向から強風が来ても全くびくともしません。

しかし、あそこは釣れてもイシガレイやしなあ・・・。

しかも昼間だけやし・・・夜は何も釣れへんし・・・。

うーん、たとえイシガレイでも釣れてくれたら文句は言えんやろ。

昔、10月の終わりに、おうちゃんとふたりでイシガレイたくさん釣ったしな。

http://kenbouchan3.sakura.ne.jp/B-kurashi2008-10.html

 

 

PM13:00 長浦から橋を渡って、能登島へやってきました。

 

 

ひどい雨です。

 

鴫島入江にやってきました。

あのいやらしい電気柵です。設置された時よりは、少しは通行できるように

なりました。

 

 

私が来た時、地元の七尾の釣り師が雨宿りをされていました。

状況を訊くと、朝からぜんぜん芳しくないとのこと。

フグすら居ないとのこと。

しかし他に行くところもないので、テトラポットの切れ目で空いている

ところから竿を出させてもらうことにしました。

最近あまり釣り人が入ってないのでしょうか?

草が伸び放題です。

昔の釣り雑誌には必ず掲載されていた超一級ポイントのはずなんですが。

 

 

 

 

 

雨が止んだので、先行の釣り人は再び奥のポイントへ行かれました。

 

私は4本の竿を投げ込んだあと、アタリも無くヒマだったので、

寒いし、カラダを動かすことも兼ねて、草刈りを始めました。

 

 

 

 

どうせここで明日まで粘るのだから、アルコールもいいでしょ。

 

釣り始めて、1時間ほどすると、奥に入っていた釣り人がイシガレイ33cmを

ぶら下げて、見せに来てくれました。

奇麗な白点模様が出たイシガレイでした。

「居ますよ」「たぷんそこでも釣れますよ」

ちよっとやる気が出てきましたが、私の竿にはアタリがないので、

ガンガン飲んでると、酔いが回って、だるくなって

迂闊にも車で2時間ほど眠ってしまいました。

目が覚めるとPM16:00 

釣り人に「あれから釣れましたか?」と訊くと、

「さらに37cmと40cmが釣れましたわ」

ええー?凄いですねぇ。びっくりしました。

 

 

この御仁、只者とは思えません。プロ級の腕前です。

竿1本でキス釣りのような引き釣りでカレイも仕留める・・・

しかも全日本サーフへの記録更新( Cランク、Dランク )のために釣った魚を

デジカメで撮影した後は全てリリースされていました。

ああー、しもたな、リリースするカレイを貰っといたら良かったな。

その釣ったイシガレイを「要りますか?」と訊かれたときに、

「自分で釣りますから。」と答えてしまったことに大変後悔しました。

私にも変なプライトがあったから、その時は「くれっ」て言えなかった

のです・・・。腕も技術も無いのにホント情けない。

まさに七尾の達人ですわ。いや七尾の神様かもしれません。

それに比べてオレはちっぽけな小市民。

達人はこの場所で真冬に30cm尺ギスを釣られたこともあるそうです。

27cmの巨ギスもこの達人から戴きました。

 

さてと、PM16:30 達人は先に帰られて、私だけ日没後も頑張りましたが、

陽が暮れるとケムシの猛攻に逢い、早々と降参、車の中で独り宴会して

過ごしました。

毎回記述してますが、能登の星空の輝きは日本一だと思います。

人工衛星の点滅も見えるし、北斗七星の4つ目の星も奇麗に見えます。

 

 

11月14日(日)

AM5:30 スタートしました。

 

 

4本の竿のうち1本をユムシ弾専用竿にして、残り3本をアオイソメ房掛け

でブッ込みました。

 

 

暫くして、昨日の七尾の達人も来られ、本日も奥のポイントへ入られました。

 

本日も開始からアタリも無く、まったりと時間が進んでゆきます。

頼むからアタッてほしいです。

 

午前中は天候も良く、波が立たない鴫島入江はめちゃくちゃ透明度が

あります。

 

 

 

 

昼間はケムシも居ません。

打ち込んだアオイソメがそのまま戻ってきました。

まずいな~。大量に買い込んだアオイソメがぜんぜん減りません。

 

 

ヒマなので周囲を散歩すると、稲刈りしたあと、また伸びた穂に

米が付いてました。

全部の穂を集めたら20kgぐらい採れそうです。

 

 

さらに、昔からここにあるガマの穂が生えてました。

ウナギの蒲焼の語源となったガマの穂です。

 

 

 

のんびり、平和なもんですわ。

 

AM10:30 奧に入られた達人が切り上げて帰られました。

PM15:30 午後からチャンスになるかと思いましたが、急にケムシが掛かる

ようになってきて、私も諦めて終了しました。

 

 

PM16:30  能登島から撤収。

七尾から能越道で氷見北まで走り、高岡から国道8号線で上越まで走り、

上越から信濃町ICまで国道18号線を走った後、上信越道に乗り込み、

そのまま関越道の練馬ICまで高速を飛ばして帰ってきました。

11月15日AM2:30 無事に板橋の自宅へ帰還しました。

走った総距離1200kmを超えていました。

 

今回は高速代金を大幅に圧縮することができましたが、

ガソリン価格が急騰しているため、レギュラー安価なスタンドで156円/L、

高価なスタンドでは170円/Lでした。だいたい燃費12km/Lぐらいだから

100L消費したので15,600~17,000円ぐらいかな。

 

今回の釣行で自分で釣った魚はコイツだけ。

まあ、条件が悪かったからしょうがないか。

 

↓↓ 写真右がチャリコ、左がキス、どちらも新鮮すぎて旨味が足りません。