漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2021.12.04 これでようやくスタートできたか? 福島県いわき市四倉漁港

2021-12-05 20:10:39 | 海釣り

12月4日(土)AM1:00 板橋の自宅を出発しました。今回の出撃は福島県いわき市にある

四倉漁港に陣地を構えてみました。

 

 

本当は別の場所で竿を出してみたいポイントがあったのですが、いざ現地へ

行ってみると、只今工事中で。立入り禁止。

仕方なく転進して四倉漁港へ。ここで一日中粘ることにしました。

じつは、12月4,5,6日は大潮で、この日の夜の干潮ピークは年内最大に潮が引くため、

私のアウトドアライフで是非ともトライしてみたいミッドナイトマテガイ(超マイナー

な趣味)を、この四倉漁港で可能なのか?どうか?を検証してみることが、

この日の主目的でした。

潮干狩りが第一でカレイ釣りが第二という構えが動機不純なのですが・・・。

干潮ピークは深夜のPM22:06で潮位は-9cm。

上記写真の超浅のエリアが潮干狩りの場所。

なので、その時間までのヒマ潰しが今回のカレイ釣りです。

 

4日AM3:00 北茨城の釣侍さんで紅イソメ400g購入。

 

AM5:00  四倉漁港のコーナーの位置に陣地を構えました。

釣れる場所と言うよりも、車が横付けできる場所を優先しました。

 

 

思い切り遠投してみたい気分ですが、この場所は足元が最も深く、遠投すればするほど

浅くなるため、軽く投げて足元を狙いました。

 

 

ここはどの方向へ投げても海底は砂地ですが、潮通しが悪いのか? 枯葉や流れ藻が

足元に堆積していました。

 

釣れてきたものは・・・

 

シャコ ↓ ↓

 

モスソ貝 ↓ ↓

 

小ハゼ ↓ ↓

 

フグも居るようです。投げ込んですぐに微小なアタリばかり続き、

10分程度で素バリになって戻ってきました。なかなか針に乗りません。

他の釣り人には大きなフグも掛かってました。

 

どうやってもエサ取りに食われてすぐに無くなってしまうのですが、

それでも仕掛けを変えるつもりはさらさらありませんでした。

午前中は紅イソメをケチって1匹掛けにして、午後からのチャンスタイムまで

温存しておこうと考えました。

 

クルマの中でラジオを聴いたり、スマホでyoutube番組を見たりして過ごして

ました。

外海は荒れて、大波が堤防のテトラポットを超えて派手に砕け散っていましたが、

漁港内は大変穏やかで、陽気な日差しにも誘われて、ウトウト昼寝してました。

 

朝から昼に向けて潮が引き続いて、昼の干潮ピークでの潮位は+75cm。

午後PM13:00過ぎから潮が満ち始めて、潮位が上げてきたPM15:00過ぎから日没まで

がチャンスタイムだろうと期待していましたが、期待に反してアタリらしいものは

皆無でした。

 

 

 

PM16:05   日が沈んでゆきます。

 

あー、一日が終わってしまった。

今日は釣れなかったなー。

しかし、深夜の干潮ピークまでは帰れないし。。。。

エサはまだ2パック100gほど残ってるし、夜釣りに突入するか・・・。

 

 

早々とLEDライトを穂先に装着して、薄暮の中、寒いしクルマの中から見つめて

いると・・・

穂先がビリビリ、ジビジビ、震えていました。

どうせエサ取りだろうと、放っておいたのですが、目の前の竿1本だけいつまでも

ビリビリと震えるアタリが続いていたので、

「こいつはデカいフグが針に掛かって、ハリスをガジガジ噛んでいるな」と思い、

クルマから出て、竿を持って、思い切り空アワセを入れてやりました。

すると、グーッと重たい感触が伝わってきました。

この日、初めてオモリの後ろに重量感を感じて、リールをグリグリ巻いていると、

途中でゴッン、ゴツンと抵抗も見られたので、魚類であることは確かです。

でも、どうせデカいフグだろうと思いながら、手前まで寄せてきたら・・・

 

どーん!! マコガレイ君の登場です。

 

あのですね、ここまで改良に改良を重ねてきた自作の仕掛けに、標的のカレイが

ちゃんと繋がってることで、ほっと安堵感か広がりました。

絡まないし、根掛かりもしない。よく飛ぶ。

この仕掛けでカレイが釣れた。

これでいいんだ。あとはこの仕掛けでシーズンずっと連投するだけ。

 

 

サイズは・・・

31cm ・・・いや、メジャーが少したるんでる・・・

メジャーをピンと張り直して・・・

やや不満の・・・

30.5cm。

文句は言えません。カレイ様よくぞ掛かってくれました。

 

 

この薄暮の時間帯がチャンスタイムだと感じて、

残っている紅イソメを4匹房掛けにして、投げ直しました。

 

PM17:00  

さっきと同じ方向に投げ込んだ竿に、またしても同じアタリが再び発生しました。

おおー、2匹目が来たかな?

また竿を持って、空アワセを入れると・・・コツン? えっ? 

針に乗りましたが、今度は軽いです。

寄せてきて抜き上げると、かわいいアナゴ君でした。

 

 

あー、オマエか。ちょっと出番が早すぎるやろ。

だいたい薄暮の短い時間帯にカレイタイムがあって、そのあとにアナゴタイムが来ます。

アナゴが釣れてしまったということは、もうカレイタイムは終わってしまったのか?

とても残念ですね。

 

PM18:00

エサも無くなり、片付けることに。

モスソ貝とシャコもリリース。

 

持ち帰った獲物は翌朝1cm縮んでました。

 

 

あのですね、

今回の第一の目的は、ミッドナイトマテガイでした。

検証をやらねば。

 

夜の干潮ピークはPM22:06でしたが、日が暮れた後、PM18:00頃から

急に猛烈な北風が吹き始めました。

異常な強風で、クルマが揺さぶられるぐらいの突風が吹きまくりました。

 

 

かなりためらいましたが、ウェーダーに履き替えました。

約1時間前のPM21:00に砂浜へ出てみました。

 

 

昼間に投げ込んでいた浅い海底は干上がっていました。

枯葉や千切れた海藻がまんべなく均一に溜まっていました。

 

 

マテ貝堀りに欠かせないツールの餃子コテ。

必殺技のコテ返しを繰り返しながら、砂を切って、マテ貝の穴を探しましたが、

残念ながら穴が1つも見つかりませんでした。

 

 

 

強風のため、浜からの砂が砂嵐となって、横から顔に当たってきました。

万事休す。

早々と撤収してきました。

ミッドナイトマテガイは失敗に終わりました。

 


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