田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

つばきの季節を迎える(2)和名のつばき

2017年03月09日 | 季節の花巡り

 つばき館には1月初めにも来ましたが、花瓶差しの展示品は全部入れ替わっていました。これからはつばき園などの露地栽培のつばきが見頃を迎えます。写真を撮りながらつばきの林を散策するのが楽しみです。

 和名のつばきを紹介します。説明は主にインターネットの品種図鑑からの引用です。

 「春曙紅(シュンショッコウ)」 読み方がわかりませんでした。中輪。

 「法吉鳥(ホウキドリ)」 

 「桃仙寺(トウセンジ)」 桃色地に紅色縦絞り。中輪。

 「悦牡丹」 以前紹介したことがあります。逆光で撮ったので少し印象が違います。

「御所桜」 桃色地に底白。肥後椿。

「錦葉赤鹿児島」 錦葉と名が付く品種は数点ありましたが、赤鹿児島という名前が見つかりませんでした。

 「香織姫」 

  「富士の雪」 班の入った葉が珍しかったので。同名の白色の肥後椿があります。

 「仙人卜伴」 よくは分かりませんが卜伴の一種。唐子咲き。卜伴は江戸時代より良く知られた古典品種の名花だそうです。

  「友の浦」 玉の浦の交配種。タマ・アメリカーナと似ています。

  「桃太郎」 春曙紅の自然実生から生まれた品種だそうです。桃色地に底白。

  「ヤブツバキ」 中輪。ガラスハウスにて。説明プレートには北陸か山陰産と表示されていました。

 色々なつばきがありますが、私のつばきの原点は藪椿です。小学生の頃、よく遊んだお寺に大きな藪椿がありました。また学生時代、京都法然院の見事な藪椿の生垣が印象に残っています。つばきといえば藪椿のことだと思っていました。魚でいえば鮒釣りのようなものです。

 

 

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
各種つばき (S/S)
2017-03-10 08:00:58
 お早うございます。

和名のつばきの展示・・沢山種類があざやか
綺麗な花の色彩に乾杯です。

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こんにちは (九州より)
2017-03-10 18:21:23
つばきの品種は多いです。
欧米でも新品種の作出が進んでいるようです。
つばきの次はバラの季節が楽しみです。
返信する
法吉鳥(ホウキドリ) (tango)
2017-03-11 13:23:27
なんて美しいツバキの種類
見たことがないし、聞いたことがないですね?
お花は感動をたくさんくれますね
素晴らしい~~(^^♪
返信する
こんにちは (九州より)
2017-03-11 17:24:36
法吉鳥は出雲風土記に由来する名前らしいです。
つばきはバラと同じく、多くの品種が作られています。
今は、つばきと雛祭りに出歩いています。
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