田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

高良大社の茅の輪くぐり

2019年06月04日 | 日々の出来事

 思い立って高良大社に参拝しました。

 たまたま6月1、2日は高良大社の川渡祭でした。夏越しの祓の神事とは別の行事で、別名、へこかきまつりとも呼ばれます。裸で赤い褌をした祈願者が麓にある味水御井神社で禊をした後、高良山を駆け上って茅の輪をくぐりお祓いを受けます。早朝に行われる行事なので私は見たことがありません。

 茅の輪は自由にくぐることが出来ますが、日に三度はその前に神官がお祓いをしてくれます。

  神官を先頭に「蘇民将来」などと唱えながら左、右、左と三度茅の輪をくぐります。

  神官の前の人は、祈願者の列の最後尾です。

  茅の輪をくぐって拝殿へ。

  社殿は江戸初期の権現づくりで国の重要文化財です。先年、平成の大修理が終わったばかりです。

 131段の石階段。すぐ横には簡易モノレールが出来て、お年寄りの参拝者にとっては便利になりました。梅雨入りを間近にして眼下の市街地は霞んでいます。今の時期、この地方では刈入れ後の麦畑を燃やす煙があちこちで立ち上り、空は煙っています。その風景を私は好きではありません。

 

 

 

 

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4 コメント

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茅の輪 (tango)
2019-06-05 08:01:25
ニュースで見ました
階段の131段はお年寄りには応えますが、最近は
お城ですらエレベーターがついています
行事に参加するのは勇気がいります?
記事を見せていただく方が楽です。
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おはようございます (九州より)
2019-06-05 08:58:15
へこかきまつりは早朝5時半の禊から始ります。
私もニュースで見るだけです。
モノレールは一度乗りましたが楽ちんです。
でも、出来るだけ石段を上るようにしています。
いつまで途中休まずに上れるだろうかと思っています。
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おはようございます。 (takezii)
2019-06-05 12:20:06
高良大社、
早速ネットで見ています。
久留米市にある筑後国一ノ宮、重要文化財、
なかなか立派な神社なんですね。
地元に根付いているこういった行事、九州さんのように 写真、ブログに留めておくこと 大変良いことだと思います。

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takezii様 (九州より)
2019-06-05 13:16:08
こんにちは。
高良大社は子どもの頃から馴染んだお宮です。
いまは自動車道が出来ていますが、
昔は登山道兼用の参道を登っていました。
そのため麓の集落には参拝者向けの店があり、
山中の参道には茶屋がありました。
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