田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

鹿島の干潟と太良町の海中鳥居

2019年08月01日 | 肥前鹿島

  道の駅鹿島に行きました。筑後川の堤防道路から佐賀の田園地帯を抜け、鹿島市からは有明海沿岸を走る、お気に入りのドライブコースです。数か月に一度は来ています。

 以前はここで弁当を買い、家内と二人で物産館前のテーブルで昼食をとっていました。

 

 この日はちょうど干潮時で、高校生の団体が干潟体験をしていました。修学旅行などに人気で、年間1万人近くが訪れるそうです。潟スキーやゲーム、むつかけ体験等ができます。

 

  観光名所の記念写真は顔出しパネルが多いですね。最近はこうしたインスタグラム風パネルが増えてきました。

  鹿島の隣町である太良町には大魚神社の海中鳥居があり、名所になっています。海の中に3基の鳥居があります。

 

 少し横から見たところです。

 

 干潮時だったので海に下りました。ここは石がゴロゴロとしており、岸辺には貝殻が堆積しています。

 鳥居の先の海上には満潮時に水没する沖ノ島があります。むかし、悪代官が懲らしめのために沖ノ島に置き去りにされ、大魚に助けられたことに感謝して大魚神社と鳥居を建立したという言い伝えがあります。

  海から地上を振り返ります。

 この海中鳥居はインスタ映えするということで人気が出ました。いずこも同じで外国語が聞こえてきます。町も力を入れており、駐車場とトイレが整備されました。

 満潮時はこうなります。(この写真は太良町のホームページから引用しました)

 鳥居のすぐそばには突堤があり、街灯が並んでいます。突堤というよりも海床路です。海床路は干潮の時に姿を現し、潮が満ちると水没します。この辺りはアサリの養殖場なのです。九州では宇土市の長部田海床路が有名です。

 4月に来た時の写真です。潮が満ちてきており、海床路の先は海に沈み始めていました。満潮になると完全に水没します。有明海の干満差は最大6メートルもあり、太良町のキャッチフレーズは「月の引力が見える町」です。

 大魚神社は沖ノ島からみて海中鳥居の先、国道を隔てたところにあります。海中鳥居には多くの人が訪れますが、神社には参拝しないようです。この時はカメラが不調で、編集してもこの色調になってしまいました。鳥居の扁額は「大魚大明神」。

 大魚神社からの帰り、道の駅太良に寄りました。写真は道の駅の食事処「漁師の館」です。最近、名前のイメージとは違って、トロピカル風に改装されました。ドラム缶のオレンジ色は海中鳥居を意識したものでしょうか。

  ここでもインスタグラム風のパネルです。

 おまけです。道の駅鹿島にある干潟交流館の水槽から。ミズクラゲとシマフグです。のんびりと漂うクラゲに癒される人もいます。

 

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2 コメント

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宇土市の長部田海床路 (tango)
2019-08-01 08:24:33
おはようございます
良い所に行かれましたね
思い出をたどりながら楽しいdrive・・・
私も上記の所に行く計画を立てましたが
スケジュールが無理でした
九州様のドライブコース。。行きたいところばかりです。我が家はお盆から主人が入院するために
旅に出ることは難しく、時間を計算して
頭を悩ませます
いけるときに、、楽しめるときに、、できるときに
何でもしておきたいと願います
とっても素敵な場所。いいですね!
返信する
こんにちは (九州より)
2019-08-01 10:09:27
宇土市の海床路には行ったことがありません。
写真で見ると、太良町と同じような景色になるようです。
御主人の体調が心配ですね。
お大事に。
返信する

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