
「雨滴散布」という呼称は余り馴染みが無かったけれど
果実が上向きに出来るネコノメソウやスベリヒユなども同じ仕組みなのだろう。
種子散布にかける植物の様々な方法は確かにおもしろい。
余り気にしていなかったこの果実、種子散布の一形態に気付いたのは
最近お邪魔し始めたブログページのお陰だ。
幾つか寄せられているコメントも余計な話が無くて好感を持っている。
(2017.07.02 明石川)
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花は零れ種で増えてしまうと思ったけれど種子を見たことが無い。
日本では結実率は低いそうだから、見ていないのも道理だと思う。
だからこの場所では栄養体繁殖だろうが、護岸堤防の石組みの間にも咲いている。
そこに種子が流された…と推測は出来るのだが、種子は撮ったことが無い。
マツヨイグサの仲間は、概して果実が細長い。
果筒が縦に長い為に水の力を借りて種子を浮かせて外に零すと言う
「雨滴散布」の形態をとるようで、コマツヨイグサなどは普通に見かける。
栄養繁殖との両刀使いだから同じ場所で毎年同じように咲き続けるのだろう。
まだ幾つかの株は蕾を付けている。
余り気にはしていなかったけれど、果実が幾つも並んでいる。
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既に新しい芽生え… 何時ものことだけれど、ここでは夏にもう一度広がる。
既に蕾を付けた小さな株。
モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)
アカバナ科マツヨイグサ属 Oenothera speciosa var. childsii
(2017.06.30 明石川)
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モモイロヒルザキツキミソウの花
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モモイロヒルザキツキミソウ アカバナユウゲショウ
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