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オオムラサキツユクサはムラサキツユクサの倍体版。
高校時代、理科の先生がそう言った。
それでもムラサキツユクサにもオオムラサキツユクサにも4倍体があると書かれている。
とすると、倍体版というのは間違いなのだろうか。
花は大きいけれど草丈はムラサキツユクサの方が高くなる。
ただ草丈は育つ場所によって変わる事も多いし
二倍体とは言っても全体が大きい訳では無い。
名前でややこしいのがトラディスカンチア・バリダ ’プルプレアの存在。
学名ではそうだが和名ではムラサキオオツユクサ。
こんな面倒な、紛らわしい名前がいつの間にか付けられている。
▲ おしべに付いている毛は細胞の集まり、気孔の観察同様に、理科の観察・実験でよく使われる。▼
▲ オオムラサキツユクサの萼にはかなり顕著な毛がある。
花弁3、おしべ多数、めしべ1で中央部には顕著な子房。▼
オオムラサキツユクサ(大紫露草)
ツユクサ科 トラディスカンティア属 Tradescantia virginiana
ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis(=Tradescantia reflexa)
オオムラサキツユクサとムラサキツユクサの掛け合わせが「アンダーソニアナ(Tradescantia × andersoniana)」
(2019.05.29 須磨離宮公園)
ムラサキツユクサはオオムラサキツユクサとは違って萼には毛が無いと言うのが一般的。
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オオムラサキツユクサ ムラサキツユクサ
オオムラサキツユクサ(大紫露草) トラディスカンチア・パリダ 'プルプレア'(ムラサキオオツユクサ)
何をしていたのでしょう?
ムラサキツユクサのこと…
学校で習ったことすら憶えていないのです。
『おしべに付いている毛は細胞の集まり』
『理科の観察・実験』
とてもお恥ずかしいですが基礎的なものが何もわかっておりません。
けれども今は知りたいのですが
難しくてちんぷんかんぷんです。
オオムラサキツユクサもあるのですね。
ありがとうございます。
少しでもわかるようにしたいと思います。
たぶんこいもさんも同じでしょうね。
だから理科三教科、科学・生物・物理は、そんなに熱心ではなかったのですが
不思議なことに花を撮り始めてからは、あぁそうだった…と振り返って学び直しです。
難しくてちんぷんかんぷんですが、それでも一つ一つ紐解く内に、
あぁそうだったのかと思い当たることもあるので面白いと思っています。
やはり好きなことをやって、面白いと思えば覚えるのかも知れません。
私には無関係だと思えば敢えて難しいことに今更深入りすることも無いですね。
何度も何度も同じことを聞いてしまいます。
振りかえると以前に教えていただいたことが
あまりにたくさんあって「また同じことを聞いてる~」・・・と
あきれてしまいます。
でも今になってから興味が持てたことに嬉しく大切にしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
それでも繰り返しているうちに覚えてしまうかも知れない。
私はこの15年間で、幾つもの花の名前を覚え、教わった花の構造から
最後は冬芽から始まって葉を落とすまでの木の仕組みを覚え始めています。
学校の勉強も同じように覚えていけば良かったのでしょうね。
戻せないものにいくら懐かしんだり悔やんだりしても詮無いことなので
今は今できる範囲を地道に進んでいるつもりです。
やはり何度も何度も…だと思います。