![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e0/b7be6c434bd982a8085826dfa6e1acda.jpg)
安っぽい…と嫌われている。
紫の葉や茎が広がるのだけれど、花数が少ないからだろうか。
野に捨てられている図もよく見かける。
わざわざ植えるほどのことも無いのだろうか。
それでも「紫御殿」などと言う、何とも似つかわしくない名前で売られている。
▲ ムラサキツユクサやオオムラサキツユクサほどではないけれど
おしべの花糸には「髭」が見える。
紫色のおしべの細胞は原形質流動や体細胞分裂を観察しやすい…と教わったのは大昔のことだ。▼
▲ おしべよりもめしべは短い。それでもしっかりと受粉出来るのだろう。
果実は確実に苞に収まっている。▼
トラディスカンチア・パリダ 'プルプレア'(ムラサキオオツユクサ)
ツユクサ科トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属
Tradescantia pallida 'Purpurea'(=Setcreasea pallida 'Purpurea')
園芸種名は「紫御殿 ムラサキゴテン」 英名は purple heart
(2018.07.02 西新町)
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帰化植物写真図鑑に収録されている名前は「ムラサキオオツユクサ」
1955年になってやっと学名付与されたそうだ。
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トラディスカンチア・パリダ
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