HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

シンワスレナグサ(真勿忘草)

2018-04-17 | 春 青色系

伝説のワスレナグサと、園芸種として売られているものは別種。
そこで「本物の」ワスレナグサの方はシンワスレナグサ
新ではなく真のワスレナグサと呼ぶのだそうだけれど余計な区別だ。
園芸種の方にはノハラワスレナグサや、エゾムラサキなどの改良種だから、見栄えの良い姿、大きな花。
だから敢えて「シン(真)」などと付けずに伝説のワスレナグサの方をワスレナグサと呼びたいし
ワスレナグサ(園芸種)と区別しておきたいと思う。

確かに改良され花屋に並べられているもの、花壇に咲いているものとは違って貧相かも知れない。
貧相に見えたとしてもそれがどうした、というのが正直なところ。
こんな所が「園芸種」が嫌いな部分になっている。

















シンワスレナグサ(真勿忘草)ムラサキ科ワスレナグサ属 Myosotis scorpioides
ノハラワスレナグサ(野原勿忘草)
Myosotis alpestris
(2018.04.13 北王子町)


▲ ノハラムラサキとしている画像。
【過去ログからの転記】
ワスレナグサ(勿忘草 Myosotis scorpioides)との違いがわからなかったが、
APG体系では「シンワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis scorpioides」、
「ノハラワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis alpestris(亜高山性の)」
両者はほぼ類似したものを2種別していることと理解した。
ノハラムラサキ(野原紫 Myosotis arvensis)との違いは判然としないが
花のサイズが3~5㎜程度と小さく、葉が多い事などから上の画像はノハラムラサキとした。

『むかし、神様が花の一つ一つに名前をつけた。
全部付け終わって、ふと周りを見渡すと、一つだけ泣いている花があった。
どうしたのかと問うと、つけて貰った自分の名前を忘れてしまったと言う。
そこで、神様はその花に、忘れないようにと「ワスレナグサ」と付けたそうな』

【ご連絡】
今朝、一本の連絡が入った。
多くの方々がコメントをお寄せになっていらっしゃる『花紀行』の主幹からだった。
パソコンの修理の為に、暫くは新規のアップデートもコメントへのレスも出来ない
ついては皆さまへその旨を伝えたいのだけれど…と言うヘルプだったのでご連絡致します。
実情はそのような内容なのだが、パソコンそのものの修理と言うよりはOSの修復作業。
パソコンの不具合、特にOSのバージョンアップに対しての不具合は
今に始まったことでも無いのだけれど、普通には疑問点が幾つもある。
日常的にはメールとブログ更新程度でも事足りるのに
次々と要求されるものに対応している為に基本OSが更新され続けて
その影響があちこちに出ていると聞く。
【追記】 今朝、復活しました…とご連絡を頂きましたので、タイトルに加えていた「ご連絡」の文字は削除しました。

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園芸種のワスレナグサ  雑草畑に咲くノハラムラサキ(野原紫)



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (Minoru)
2018-04-17 21:09:55
花紀行2のご連絡ありがとうございました。また怪我されたのかと心配しました。
 ワスレナグサ、伝説によると水辺に咲いてた花のようですね。 forget-me-notと言った青年の心を思うと胸が締め付けられます。
 因みにホウセンカは、touch-me-not 触ると種が弾けるからでしょうか。
 もし宜しかったら、私のブログにもご訪問ください。
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いずれにしても… (林の子)
2018-04-17 22:53:56
ひょんな事から、いつも懇意にしていただいておりましたので
今回はパソコンそのものが使えない状態だと言うことで
このように手段を取りました。
無用なトラブルや嫌みなコメントで気分を害したくない為に
余り他人様のブログ訪問はしないことにしています。
世の中にはいろんな方々が知識の披瀝から始まって
好き勝手な話を仮想空間でなさっている現状。
『花紀行』も以前とは違った内容のコメントが多くなった為に
無用なトラブルを避ける意味でコメントを控えるようになりました。
それでも10年近くのおつきあい、大事にしたいと思っております。
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お知らせをありがとうございます。 (こいも)
2018-04-18 11:08:15
林の子さん
とんちゃん…どうなさったのかな~と心配しておりましたが
お知らせをいただきましてありがとうございます。
パソコンの不具合だったのですね。
いつふりかかるかも知れず他人事とは思えません。
速やかに改善されますようお祈りするばかりです。

『むかし、神様が花の一つ一つに名前をつけた。』
一つだけ泣いている花に再びつけた名前が・・・「ワスレナグサ」
忘れることができない素敵なお話ですね。
真のワスレナグサ(本物のワスレナグサ)
見させていただきました。はじめてみました。
ノハラムラサキも見たことがありません。
画像を見させていただきながら
キュウリグサが思い浮かびました。
近隣にあるキュウリグサを綺麗に撮れたらな~
そんなふうに思いました。
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野辺の雑草 (林の子)
2018-04-18 11:20:18
殊更、雑草呼ばわりすることも要らない、きれいに咲いているのは野草と呼びましょう…
昔そう言われて猛反発したことがありました。
一括りにして呼ぶのに、雑草と呼ぶ事に抵抗するのは
差別していることに対して後ろめたさがあるから、少し上等な呼び方をしよう…
そんな人間の深層心理だと感じてしまうからでした。
普通に雑草と一括りにされているものを区別する事自体が、差別だと。
今でも「山野草」展などは嫌いです。
野辺に山に咲いているものをわざわざ街中に持ち込むことなど
人間の奢りだと思っています。

勿忘草の原点は伝説、悲恋物語として語り継がれているようですが
私には名前を忘れてしまった花に付けられた名前…と言うのがしっくり来ます。
これとても創作に過ぎないのですけれど。
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