奇妙な形のアオギリの果実、熟すと豆の莢のように開き、乾くにつれて
種子は果実の縁にしがみついたまま皺が目立ちはじめる。
風が吹くと完熟してカサカサになった果実は一枚ずつ離れて皺だらけの種子を乗せたまま樹から離れる。
時には樹下の吹き溜まりに幾つも重なり合っている。
だからここにも幾つもの幼苗が出て来ることになる。
▲ 風が強すぎたのか、小枝ごと折れてそのまま樹下に落ちている果実も多い。▼
(2022.09.25 林)
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▲ 雨に打たれて果実殻には編み目が目立ち始める。▼
▲ 果実は5袋に分かれるから、各々が千切れて風に吹かれ散ると星形の痕が残る。▼
(2022.10.08 林)
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▲ アオギリの果実は5つに分化、落ちた痕には星形が残る。▼
▼ 風に吹き飛ばされずにまだ残っている果実も幾つか。▼
アオギリ(青桐、梧桐) アオイ(←アオギリ)科アオギリ属 Firmiana simplex
APG分類体系では、アオギリ科、シナノキ科、パンヤ科はアオイ科に分類変更されている。
(2022.11.15 林)
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▲ 果実は出来立て?の頃は赤紫色でひとかたまり。熟すと次第に緑色になって5つに分かれる。
5つに分かれた果実は莢状、中には水が溜まっているので種子も緑の豆そのもの。
やがて水分がなくなり乾燥して皺だらけの豆になる。▲
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アオギリ2022 夏の果実 冬の果実2020 アオギリの冬芽・葉痕 果実殻2022
本当に素敵な網目模様になっていますね。
その縁にしわしわの果実がちょこんとついて・・・
と~っても素敵~~~💕
自然界の成せる業・・・何と素晴らしいことでしょう。
それを知ることができたこいもは、何と幸せなことでしょう。
本当に、いつもありがとうございます。
上ばかりではなくて時には地面に落ちているモノでも愉快なものは幾つもありますね。
そろそろモミジ…と上ばかり見ていると見逃してしまう秋、が幾つもあるので
少し恥ずかしいかも知れないですが地面をキョロキョロ…です。