ヒイラギの葉は、古木になり年数が経つと刺がなくなるものも出て来ると聞く。
ところがこの木は樹高2㍍足らず。
刺のない葉の方が多い雌株。
ヒイラギは雌雄異株だが、花は似ている。
雄株の雄花はおしべが目立つ。
この木は雌株、めしべが目立つ。
▲ 刺のある葉と刺のない葉 ▼
▲ 花は殆ど同じ造り、雌花にもおしべはあるが、めしべが目立つ。
▲ おしべは花粉を出さない…のだろう。
葯は開花後、早い時期に茶色くなってしまう。
▲ この木の周囲には雄株がない。
▲ かなり目立つめしべの柱頭。
▲ 晩秋に花が咲くのだから、果実は次の年にしか大きくはなれない。
同じ頃に花を咲かせるハマヒサカキも同じだ。
果実が出来ているのは去年のが大きくなったもの。
▲ 時折、葉が枯れているものを見かける。
ヘリグロテントウノミハムシに因る食害だ。
ヒイラギ(柊) モクセイ科モクセイ属 Osmanthus heterophyllus
(2017.11.16 松江)
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雄花にも退化しためしべが見える。
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今年のヒイラギ ヒイラギモクセイ
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