HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヤマノイモ(山の芋)→ ナガイモ(長芋)

2019-08-02 | 草 果実・種子

ここには放置された空き地と、管理されている空き地がある。
その境界に金網が続いている。
蔓性植物が育つには絶好の場所

ところでこれをヤマノイモとしたけれど、ナガイモの間違い。
ナガイモの葉は、矢尻形、葉柄に紫褐色の斑点があり、
ヤマノイモの葉は、心形~披針形、葉柄が緑色。












(2019.08.02 和坂)
ここには姿の良く似たニガカシュウ(苦何首烏 ヤマノイモ科ヤマノイモ属 Dioscorea bulbifera)が近年フェンスに絡まって育つ。
葉や零余子の大きさ、花序で区別がついた。


これは野菜なのか雑草なのか迷うところだ。
蔓がお互いに絡み合って居る。
ムカゴがかなり目立つけれどこんな状態では雑草扱いだ。




















ナガイモ(長芋) ヤマノイモ科ヤマノイモ属 Dioscorea batatas
ヤマノイモ(山の芋)
 ヤマノイモ科ヤマノイモ属 Dioscorea japonica
ジネンジョ(自然薯・自然生)のこと
「ヤマイモ」と普通に呼ばれるものは、「自然薯(ヤマノイモ種)」と「長芋(ナガイモ種)」に分けられる。
この辺りの色々は、かつてページを作ったのだけれど…。
個人的にはネバネバ系が嫌いだからと言う、軟弱な理由で忘れている。
(2019.07.31 大久保)


ヤマノイモの果実は乾燥して風に揺れるとカサコソと乾いた音を立てる。
三室に分かれた果実は二個ずつ種子を持ち下部が割れて、そこから種子が落ちる。
▲ ヤマノイモの冬姿
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ヤマノイモ(山の芋) ヤマノイモの蘊蓄



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