ここでは鳥があちこちに果実をまき散らす。
その分、ひょんな所に幼木が伸び始めてしまう。
草刈りに遭うまではこのまま育ち続けるだろう。
▲ 小葉の基部は鈍い鋸歯があり、その裏に腺点がある。葉裏から見れば様子がはっきり見て取れる。▼
▲ 葉裏の観察はやはり幼木、適当に葉も裏返せる。▼
（2019.05.27 明石西公園）
☆
一面にニワウルシの幼木から葉が出てきた。
毎年奇妙な光景がここには広がる。
100本以上の幼木が出てくるだけで花はつけることは無い。
▲ 残念ながら、古木では無く幼木、葉は広がるのだけれど花までは期待できない。▼
▲ 毎年の光景だけれどここでは夏に一斉に伐採されてしまう。
だから毎年この程度の幼木が出てくるだけだ。▼
ニワウルシ（庭漆・シンジュ／神樹） ニガキ科ニワウルシ属 Ailanthus altissima
（2019.04.16 林）
☆
▲ 冬芽・葉痕
▲ 小葉の基部は鈍い鋸歯があり、その裏に腺点がある。先端部分の葉はあるかなしか程度で小さい。
▲ 未熟な果実
ニワウルシも形状は違うが、アオギリ同様に５つに分果するし、果実には目立つ翼がついている。
扁平だけれど、少しひねりが入っているので、風に吹かれて回転しながら飛ばされる。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
今年確認した小葉の腺 ニワウルシ ニワウルシの花
ニワウルシの冬芽・葉痕
此処はずいぶんたくさんあるのですね。
葉痕に見守られながら新葉がとても美しくて素敵ですね。
お花は期待できないのですか・・・
お花を見てみたいのですが少し小さな樹をみつけないと・・・だめですね。
奇数羽状複葉・・・復習しました。
ありがとうございました。
たいてい途中で伐られてしまうので大きくなれないままですから
ここで花を見たことは、残念ながら一度もありません。
幹がどの程度の太さにまで育てば花が付くのか、調べた方が良いかもしれません。
高木になったニワウルシの横に広がる枝を見つける方が手っ取り早いのかな。