HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ニワウルシ(庭漆・シンジュ/神樹)

2018-09-07 | 夏 樹木 果実・葉

河川敷のセンダンと同じくらいに、あちこちに芽生えてくるニワウルシ。
たいていはその近くに高木が育っている。
ニワウルシは膨大な果実を生産するし
種子の両側に翼をつけてくるくると舞いながら風に吹かれて散る。
だから周辺には何本もの幼木が茂ることになる。

ここには三本の高木。
吹きだまりのような場所には無数の幼木。
今日はしっかりと小葉の葉裏にある腺を撮ってきた。






▲ ニワウルシの葉は奇数羽状複葉だが、時には偶数となることも多い。▼



▲ 奇数羽状複葉の先端部分の葉は、あるかなしか程度に小さい。▼



▲ 小葉の基部は鈍い鋸歯、この葉裏に腺。▼







▲ 葉裏の腺を撮ろうとした。小さな点はダニだろうか。▼

ニワウルシ(庭漆・シンジュ/神樹)
 ニガキ科ニワウルシ属 Ailanthus altissima
(2018.08.17 明石西公園)


▲ ニワウルシも形状は違うが、アオギリ同様に5つに分果するし、果実には目立つ翼がついている。
扁平だけれど、種子は中心部から少しはずれ、先端部分にも翼にもひねりが入っているので、風に吹かれて回転しながら飛ばされてゆく。

▲ 未熟な果実
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ニワウルシ

冬芽・葉痕2018
センダンの花 ニワウルシの花
センダンの冬芽・葉痕 ニワウルシの冬芽・葉痕



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