幼稚園の裏庭。
殆ど陽が射さない場所。
ウスギモクセイ(薄黄木犀) モクセイ科モクセイ属 Osmanthus aurantiacus var. thunbergii
(2022.10.18 大明石町)
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▲ 果実 ▲
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【キンモクセイのこと】
キンモクセイは、本来は雌雄異株。中国から持ち込まれたものが雄株なので、果実は出来ない。
それが定説になっているそうだがし、全部雄株と言う事は日本に育つキンモクセイの全てはクローンと言う事になる。
作出されたソメイヨシノと同じで、実生種は無いのだろうから全部がクローン種と言うのも確かにありだろう。
だからだろうか、長寿の木犀の多くがウスギモクセイだと言うのも納得出来る。
それでもまだよく分からないのは、もともと日本で今、キンモクセイと呼ばれている種類は存在しなかったのかと言う事。
或いは、原産国と言われている中国から、何故に雌株が持ち込まれなかったのかと言う事。
日本では「金木犀の花」だけれど、中国では総称としてのモクセイは単に「桂」
だからキンモクセイは「丹桂」、ウスギモクセイは「金桂」、ギンモクセイは「銀桂」と呼ばれている。
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ウスギモクセイ ウスギモクセイの果実
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