日射しのある場所にテイカカズラの二つの莢を置く。
カメラを向けて何枚か撮っていると、莢が微妙に捩れて種子を絞り出す。
太陽の暖かさで少しずつ乾燥した莢、捩れた莢から出て来た種子。
種髪が見る間に開いてゆく。
戸外では風に吹かれて飛んでいけるのに…。
☆
須磨・桜木町で頂いてきたテイカカズラ。
少し開きかけていた莢から数日前に種髪が飛び出し始めて一週間経った。
蔓にぶら下がっている状態ではないけれど
日射しがあれば撮っている。
二つの莢ごと切って頂いた。葉が四枚ついている。
捩れた莢から種子が飛び出す
画像の上部に見えるのは莢の中で仕切の役目をしていた隔壁だ
半時間程度の間に、次々と飛び出してくる種子
種髪は真っ直ぐ伸びていたものが見る間に広がって来る
一つの花から二つの果実が出来ている
莢が捩れるにつれて、種子が零れ落ちてくる
種髪の先端部分がまだ莢の方に残っている
二つある莢の先端部分
まだ捩れていないから種子も幾つかは中に残っている
莢に沿って伸びているのは、莢の中を二つに分けていた隔壁に当たるもの
種子は紡錘形、長さは2センチ程度、種髪も同じくらいの長さ
莢の根元部分から先端部分 二本の莢から零れた種子は30個近い
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科 Trachelospermum asiaticum
古名はマサキノカズラ(真拆の葛)
(2012.12.27 林)
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森林植物園のテイカカズラの花
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