去年は入院騒ぎもあってこの場所のムラサキサルスベリは見ていない。
サルスベリがあちこちで見られるようになる頃
以前はわざわざ京都までこの花を撮りに出掛けていた。
探せば自宅の庭にも鳥が運んだとおぼしきものがひと株、毎年花を咲かせるまでになった。
▲ 花弁6、花糸の長いおしべ6、めしべ1 萼片6
時に花弁、萼片、おしべ7も見つかる。▼
▲ 黄色の葯をつけている花糸の短いおしべは多いけれど、染色体は持たず訪花昆虫の食餌用。
花糸の長いおしべは目立たないが、めしべは目立つ。▼
▲ ムラサキサルスベリの葉は、シマサルスベリの血筋を引いて大きい。
葉序は「コクサギ型」、変形な互生。▼
ムラサキサルスベリ(紫百日紅) ミソハギ科サルスベリ属 Lagerstroemia × amabilis
サルスベリとシマサルスベリとの交雑種
(2019.07.17 明石西公園)
☆
▲ ムラサキサルスベリの果実。
▲ サルスベリとは明らかに形状の違う果実が出来る。
--------------------------------------------------------------
サルスベリ濃桃 サルスベリ薄桃 サルスベリ白 シマサルスベリ ムラサキサルスベリ
コクサギ コクサギ型葉序
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます