シマサルスベリ、もとは亜熱帯気候の地に咲いていたサルスベリ。
幾つもの樹木が次々と温帯気候の地にもたらされて賑やかになっている。
地球温暖化の「恩恵」…などと、少し疑問符がつくような言葉を平気で口にする輩もいるし
縞模様になる樹肌を「縞サルスベリ」と言って憚らない御仁もいる。
白い花が咲くけれど、豪勢には咲かないから人気は無い。
何年も前に、この木で羽化したばかりの蝉を撮った。
充分に身を隠せる様に葉が茂っている。
かなりの人が平気で間違えるシマトネリコと同じで育ちは早いから、高木になり公園樹などでも使われている。
サルスベリとこの木を交配させたムラサキサルスベリも植栽され始めている。
▲ 伸び始めた花穂、三本ある内の高木の一本は花も終盤。
他の二本はこれから順に咲いてゆく。▼
▲ 葉序の一部を切り取ると「コクサギ型」の変則的な互生。
ただ葉序全体では、対生の方が優勢と思える。▼
シマサルスベリ(島猿滑り) ミソハギ科サルスベリ属 Lagerstroemia subcostata
(2018.07.23 林崎町)
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シマサルスベリの葉序もコクサギ型葉序 基本は互生だが葉のでる順序は変則的。
①②の次の③④が変則的な出方になる。ただ、⑤⑥は対生のようにも見えるし
むしろ花穂に近い位置ではこの様な対生につく方が多い。
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シマサルスベリ サルスベリ白花種 ムラサキサルスベリ
羽化したばかりのセミがぞろぞろの光景って見てみたいです
この夏はいつもよりずっとセミの鳴き声が静かに感じます。
いつものように♪ そんな普通の暮らしが一番ってつくづく願うこの頃です。
シマトネリコはこちらでも今咲いているようで言われてみれば似ているような雰囲気♪
羽化した朝の数時間はあぁ、蝉が…と感じますが昼近くになると
こちらでも余り耳にしないです。
公園などでは相変わらずですけれど。
いつものようにと言うのが、普通ではなくて特別なのだと思う事も多くなりました。
いつものように、昔からの仲間とたわいない話が出来るのは、日常ではなく特別になってきました。