へえぇ~、ミカン科ですか?
そう聞かれた。
そうですね、ミカン科の植物ですね、名札にそう書かれていますから。
そうぶっきらぼうに答えた。
さっきから次々と科名の話が聞こえる。
何でサクラもウメもバラ科なの?、トゲがあるんじゃ無いのと誰かが答えていた。
その集団が近寄ってきたから一心不乱?の体で撮る真似事をしていたのだけれど
捕まってしまった。
どこかにミカンが出来るのですか?
どう見ても見えないと思いますけど…と
残っていた去年の果実殻を指さした。
ほら、やっぱり間違いなのよ…と別の声。
少しばかりの知識でも門外漢でも、大勢でわいわいがやがやが楽しいのだろうから
七面倒な分類科名など話題にすることもあるまい。
コクサギ(小臭木) ミカン科コクサギ属 Orixa japonica
(2019.03.09 森林植物園)
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【再掲画像】
▲ コクサギは雌雄別株、左が雌株の雌花、右が雄株の雄花。
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コクサギ(小臭木) 小石川の雄花、雌花 コクサギの冬芽 京都のコクサギ
コクサギ型葉序の説明があるサルスベリのページ
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