HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ホルトノキ

2023-02-23 | 冬 樹木 果実・葉

▲ 葉が入れ替わる頃、葉痕も見える。▲

旧山陽電車線路と国道2号線の変則的な交叉が無くなり
明石川以西の高架化で西新町駅付近も様変わりした。
明石川橋梁も付け替えられて、かつての山陽電車線路は自転車・歩道の専用道になった。
そこに何本かの植樹、ホルトノキもイチョウと等間隔で植栽されている。
















(2022.09.25 明石川)

オリーブ似の果実も殆ど落ちた。
常緑樹だから葉の入れ替わりはゆっくりしている。
それでも葉痕の上には次の葉芽。
ゆっくり時間が進んでいる。






















(2022.12.16 明石川)
















ホルトノキ
 ホルトノキ科ホルトノキ属 Elaeocarpus syluestris var. ellipticus
(2023.02.21 明石川)

【ホルトノキの赤い葉】
ホルトノキは、秋に彩り豊か?に染めて一斉に葉を落とす落葉樹とは違って常緑樹。
だから赤くなっている葉はモミジなどの落葉樹のメカニズムと同じなのだろうかと疑問だった。
それでも葉が緑から赤や黄色に変化することを紅葉と言うのであれば、こちらも「紅葉」で良いのだろう。
一般的に言われる紅葉のメカニズム、離層の形成によって養分の根などへの転流阻害が起き
葉の内部に合成されたアントシアニンが蓄積された結果が紅葉となるという現象がここでも起きているのだろう。
クスノキも常緑樹、新葉全体は赤みを帯びているし、葉が入れ替わる前には何枚かは赤い。
春の幼葉が赤く、秋の落葉では赤色や燈色、黄色、緑色などの色変化があり
新葉や落葉前の葉にはアントシアニンが蓄積されていることが報告されている。

 
▲ ホルトノキの花・果実 ▲
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2 コメント

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どこかおかしな名前の木。 (林の子)
2022-11-21 23:20:50
日本古来の樹種ではないのだそうで、この木に出来る果実が
オリーブに似ていることから、ポルトガルノキ⇒ホルトノキの名前が付けられてとか
そんな話がこの木の説明には書かれています。
確かに秋にはオリーブ似の果実がぶら下がり、少しずつ葉は落ちるようです。
とにかく花が愉快な姿なのでどこかで見つかれば良いですね。
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彩り豊か~~~💕 (こいも)
2022-11-21 23:09:13
林の子さん
ホルトノキは見たことがありません。
きっと素敵でしょうね。とっても見たいな~と思いました。
紅葉の仕方も色々なのですね~。
春の幼葉が赤いのですね。とっても見たいな~と思いました。
お花も素敵!!見たいところばかりです。
ありがとうございました。
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