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ミドリハコベとコハコベ。
幾つかの区別点を解説した記述を読む。
幾つか読んでいると分からなくなる。
茎の色、おしべの本数、葉の大きさ、咲いている環境…等々。
たった二種類の区別なのに、すべてに当てはまらないと分けられないのか…と考える。
挙げ句に、種子の突起があるとかないとか。
面倒だからみんなハコベ、そう思ったら「ハコベは在来のミドリハコベです」と説明されている。
いい加減な解説では無いのだろうけれど
読めば読むほど幾つもの疑問、懸念が出てくる。
別に区別が曖昧でも、いい加減になっていても迷惑がかかるわけでも
何か大問題になるわけでも無いだろうから
取り敢えずは、いつも通りの我流で区別してしまっている。
今年になってそう結論づけて、というよりも自分で納得した事が多い。
▲ 多くの解説で、おしべの本数が書かれている。
コハコベよりミドリハコベの方が多いとする記述が多いが
おしべが5個と少ないミドリハコベも普通に存在している。▼
▲ おしべが花粉を出し始める頃のめしべの柱頭はまだ短い。▼
▲ 左の花はおしべが3個、右は5個、やはり少ない。▼
▲ おしべの葯は赤紫、花粉は白。個数は7~9個ある。▼
▲ おしべが花粉を出し切る頃には、めしべの柱頭も伸び、子房も膨らみ始める。▼
▲ まだ盛んに花粉を出している頃。▼
▲ 花粉を飛ばしきったおしべの先、花粉袋は脱落する。
▲ この個体のおしべは10個ある。
ミドリハコベ(緑繁縷) ナデシコ科ハコベ属 Stellaria neglecta
コハコベ(小繁縷)Stellaria media
(2018.03.06 明石公園・田町)
☆
▲ コハコベと自分勝手に結論づけている個体。
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今年のミドリハコベ 普通のコハコベ 少し花弁の短いコハコベ ミドリハコベ・コハコベ イヌコハコベ
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