HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

イタチハギ(鼬萩 クロバナエンジュ・黒花槐)

2018-03-09 | 木本 冬芽・葉痕

久しぶりに河川敷。
何も変わっていないように見える。
センダンの果実も幾つか残ったままだし、葉柄もまだ残っている。
イタチハギの果実も少し落ちたかな、程度だ。
芽生えまでにはまだ少し時間がかかる。

二ヶ月前の河川敷で撮ったイタチハギ画像のページへの書き込み。
二ヶ月経っても何も変わりないように感じるけれど
子細に見れば、縦に二つ並んだ独特の冬芽がかなり膨らんで来ている。
草の緑は広がっているから、ゆっくりと冬から春になりつつある…。


▲ 果序は枯れたまま枝先に残っている。果実は開くことは無いけれど、表面の突起がやはり目立つ。

▲ 側芽は副芽を下につける。主芽はかなり膨らんだ。
葉痕の両側にある突起状のものは、小葉の付け根部分にあった托葉の名残。▼






▲ 横から見た側芽、芽鱗を藪って膨らんで来た。
上の主芽の補完的な役割を果たす下の副芽は、
葉が順調に育つ頃には脱落する。▼









イタチハギ(鼬萩 クロバナエンジュ・黒花槐) マメ科イタチハギ属 Amorpha fruticosa
(2018.03.06 明石川)
道路や造成地の法面緑化対策に使われた黒花槐。
何年も経って茂りすぎた場所では駆除・伐採に手を焼いているようだ。
ここでは植えられたものでは無く流れ着いた種子から育ったものが二株。



花の頃芽生えの頃 

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二ヶ月前のイタチハギの冬芽



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