
▲ 一重ではないけれど白いサザンカは撮りたくなる。▲
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サザンカの花は、一重の白、そう教わったけれど
今ではもう数えきれないほどの凝った名前が付けられた種類が広がる。
一重の赤、カンツバキが今は賑わっている。
そろそろ明石公園のヤブツバキも咲き始める。
(2025.01.13 田町)
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(2025.01.15 大明石町)
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▲ しべの花弁化は普通に起きるもののようで、「八重咲」と呼ばれるものの多くはこの性質の利用。
サザンカも例外ではなく、幾つかの花はおしべが花弁化したもの。▼
(2025.01.18 離宮道)
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▲ サザンカとツバキ 幾つもの区別点が解説されているけれど紛らわしい。
花弁が一枚ずつ落ちるのがサザンカ、合着して落ちるのがツバキ、の定説?も薄れ始めている。
しべの基部、子房部分の毛が決め手になると考えている。▼
(2025.01.24 新明町)
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サザンカ(山茶花) ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
(2025.01.28 林)
【小石川植物園で書いた大昔の記録】
ツバキ属の三種は次の通り見本も含めて園内各所に植栽されている。
ツバキ(椿) ヤブツバキ シロヤブツバキ ユキツバキ ヒイラギツバキ トガリバツバキ ホンコンツバキ
グランサムツバキ カメリア・ドルピへラ(油椿) キンカチャ(金花茶 黄色の椿)
サザンカ(山茶花) サザンカ ヒメサザンカ ウスバヒメサザンカ タイワンサザンカ トガリバサザンカ
ヤナギバサザンカ ユカリツバキ(香港毛蕊茶) ハルサザンカ群(サザンカ X ヤブツバキ) カンツバキ群(サザンカ X ツバキ)
チャノキ(茶の木) チャノキ ベニバナチャ トウチャ(唐茶) アッサムチャ
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▼ サザンカとツバキの特徴的なおしべの相違点 ▼
▲ 左がサザンカのおしべ(基部が花弁部分まで分かれている) 右がツバキのおしべ(基部が途中合着して花弁にまで届く) ▲
【参考図 葉裏】 【参考図 葉表】
▲ 葉裏の特徴 主脈に毛が無いのがツバキ、有るのがサザンカ。 葉全体 ツバキと比べて小型なのがサザンカ、周囲に明瞭な鋸歯があり、葉柄は短い。▲
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サザンカ2024 2024-1 サザンカ 白2023 サザンカ 縁紅2023 サザンカ カンツバキ2022 サザンカ2022
カンツバキ(寒椿)獅子頭 カンツバキの花後 カンツバキ(寒椿)勘次郎
カンツバキの蜜玉 サザンカ(山茶花)カンツバキ(寒椿) カンツバキ ハルサザンカ
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白いサザンカは見たことがないように思います。
とっても素敵ですね。
色々区別するところが・・・、それを見つけなければいけないですね。
葉の違いもあるのですね。
こいもの場合はもう少し撮る前に、理解しなけれなならないところが
たくさんありそうです。
いつも、いろいろありがとうございます。
次はもう少し良く見て撮りたいです。
名前が違うので区別したいところですけれど、もとはと言えばサザンカもツバキ。
葉の大きさの違いは、見た目でサザンカ<ツバキ。
葉柄の長さも、サザンカは殆ど枝に着いているのに比べて、ツバキの方には明瞭に葉柄がある点。