HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)

2021-04-26 | 春 黄色系

春になって少し華奢なカンサイタンポポが咲き始めたから
真冬から咲きつづけているセイヨウタンポポは見向きもしなくなった。
それでも花の構造などを説く、解くには格好の材料。












(2021.03.31 玉津町)

在来種との交雑タンポポらしきものも時々見かける。








(2021.04.01 玉津町)


▲ 綿毛の下に種子、この種子の色がやや赤みが強いものを敢えてアカミタンポポと区別している。▲
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
アカミタンポポ(赤実蒲公英)Taraxacum laevigatum
(2021.04.20 明石公園)


▲ セイヨウタンポポの綿毛・種子 ▲

▲ タンポポは狭い範囲で移動する。▲

▲ 再掲・キク科図解 ▲
図式通り、花弁のように見えるものが一つの花の単位で、5枚の花弁が合着した合弁花。
その根元に子房があり子房の上に冠毛がある。これが「萼」で冠毛は綿毛に成長する。
苞はつぼみを包む葉、花序全体を包むので総苞、一枚一枚は総苞片と呼ばれる。
タンポポの総苞を萼と呼ぶ方もいらっしゃるが、植物学的には以上の違いがある。
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 セイヨウタンポポ シロバナタンポポ カンサイタンポポ



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