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幾ら咲いたとて、みんな同じ。
だから一枚で充分、ハイパチリ、次!!となるのだそうだ。
ウメでさえそうなのだから、雑草なんて何枚も撮ってどうする??、だそうだ。
そういう人に限って『入魂一撮…』などと歯が浮くような科白を口走り
三脚立てたままあちらこちらをうろうろしている。
迷惑極まりない写真やが増えたものだ。
幸い、ここは田んぼの畦、邪魔な人たちは立ち寄ることも無いから何枚も撮っている。
▲ 一つの花から普通は4個の種子。▼
▲ 種子の先にある白い部分が種沈、糖質の成分が含まれているので蟻が好んで巣へ持ち帰る。
種子の部分だけは食べられないから巣の外へ放り出す。
かくして、ホトケノザは蟻に種子を運んで貰って新しい芽を出すことが出来る。めでたしめでたし。▲
▲ ホトケノザの上部の葉は葉柄を持たない。下部の葉は長い葉柄を持つ。▼
▲ 上の三段程度の葉は花の後、種子がすぐにこぼれ落ちないように基部で茎を抱いている。
下部の葉は、光を受けて株が生長出来るように葉柄を持つ。▼
ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属 Lamium amplexicaule
(2021.02.19 林崎町)
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▲ 去年やっと撮ったホトケノザのめしべ(左)と、ヒメオドリコソウのめしべ(右) ▲
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今年のホトケノザ 今年のヒメオドリコソウ 閉鎖花
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