たぶん初見。
ミゾソバと誤認しているものもあるかも知れない。
その程度の事だから、最初は遠目にミゾソバ…だった。
葉は広がっているけれど、ミゾソバの生育場所は以前ほど大きくは無い。
だから最初は、やっとミゾソバが見つかった…だった。
▲ 遠目にはミゾソバ、少し近寄ると花の付き方も違って見えた。▼
▲ やはりこの花も花弁は無い。萼片は白~薄桃。▼
▲ 花弁は無い。萼片は5、完全には平開しないので
蕾なのか、果実を結んでいる状態なのか難しい。▼
▲ 葉はミゾソバを細長くしたような形で、先は尖り基部は矛形、平開している。▼
▲ 歯車状の変わった形の托葉鞘、これだけで充分サデクサ…だろう。▼
▲ 茎には下向きの刺毛、ママコノシリヌグイ、アキノウナギツカミ、イシミカワと同じ。
他のものに鉤を引っかけて伸びてゆく。▼
サデクサ(叉手草・摩草)タデ科イヌタデ属 Persicaria maackiana
(2018.09.17 伊川)
【蛇足】
サデクサ、名前の語源は不明、小魚などを掬い取るサデ網(叉手網)からだ…
と言う説が何故かしっくりとくる。
形は様々、呼び名も様々な漁具(と言うより、小道具)だけれど。
小魚を掬い取る網には、タモと呼び習わしているものもある。
こちらは諸説あるようだけれど「攩網(トウ)→玉網(タマ)→タモ網→略してタモ」
☆
ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科イヌタデ属 Persicaria thunbergii
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ミゾソバ 薄桃色 白に近い薄桃色
ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ イシミカワ
そう思っていたのですがなんとか元の場所でたくさん生えているのを確認できました。
ほかの場所ではまだ見たことなくタデ科の生えるところで見つけてみたいものです
いったん場所が分かれば次のときの楽しみにできますね
どうなっていくかも合わせて見守っていかれればいいです!
ありがとうございました♪
意外に草刈りに遭う確率は高いようです。
周囲にセイタカアワダチソウが広がっていたので一緒に草刈りされました。
ミゾソバは、種子の生産も多いし、少し流れがあっても育っているので
種子が流れた先でまた広がっていますね。
絶えず育つ環境が変わってゆくので、いつも丹念に見ていないといけないです。