
葉を鑑賞する目的で植えられている筈だけれど
伸びすぎて途中で刈られている。
花は終わった。
(2015.05.04 須磨離宮公園)
☆
ここではユキヤナギの植栽の間に。
やはり植えられている。
上が雄小穂、下が雌小穂
雄小穂の雄しべ、長い葯。
雌小穂の雌しべの柱頭、3裂する。
ひとつの花穂の先端部分に棒状の雄小穂、下に雌小穂が三つ並ぶ。
(2015.03.23 明石公園)
☆
ただの草。
いつもそう感じるのだが、花は咲いている。
ただの草だから…と言いながら、時には庭に育っていたりもする。
時には、間違いなく植えられた風情で、並んでいたりもする。
ここでは温室の出入り口に植えられている。
カンスゲ(寒菅) カヤツリグサ科スゲ属 Carex morrowii
シマカンスゲ(縞寒菅) Carex morrowii 'Variegata'
(2015.03.22 須磨離宮公園)
☆
ヒメカンスゲ(姫寒菅) Carex conica 小穂の基部に苞があり、その鞘の部分が赤褐色
オオシマカンスゲ(大島寒菅) Carex oshimensis
八丈寒菅などと別名が書かれていたりする大型のカンスゲ。
この斑入り種も Carex oshimensis ' Evergold' 斑入りベアグラスの名前で扱われている。
シマカンスゲ、オオシマカンスゲ、ハチジョウカンスゲ、フイリベアグラス等々が全て同列で扱われている。
「島」なのか「縞」なのか、そこの部分で園芸種が登場するからわからなくなる。
販売業者の広告にあった、ちょっと怪しげな名前。
シマカンスゲ(カレックス モロウィー アルボマルギナータ) Carex morrowii ‘albovariegata’
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オオシマカンスゲ ヒメカンスゲ
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