HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カンスゲ オオシマカンスゲ

2015-05-08 | 茶色系

葉を鑑賞する目的で植えられている筈だけれど
伸びすぎて途中で刈られている。
花は終わった。














(2015.05.04 須磨離宮公園)

ここではユキヤナギの植栽の間に。

やはり植えられている。




上が雄小穂、下が雌小穂

雄小穂の雄しべ、長い葯。

雌小穂の雌しべの柱頭、3裂する。



ひとつの花穂の先端部分に棒状の雄小穂、下に雌小穂が三つ並ぶ。
(2015.03.23 明石公園)


ただの草。

いつもそう感じるのだが、花は咲いている。
ただの草だから…と言いながら、時には庭に育っていたりもする。
時には、間違いなく植えられた風情で、並んでいたりもする。
ここでは温室の出入り口に植えられている。






カンスゲ(寒菅) カヤツリグサ科スゲ属 Carex morrowii





シマカンスゲ(縞寒菅) Carex morrowii 'Variegata'
(2015.03.22 須磨離宮公園)

ヒメカンスゲ(姫寒菅) Carex conica  小穂の基部に苞があり、その鞘の部分が赤褐色
オオシマカンスゲ(大島寒菅) Carex oshimensis
八丈寒菅などと別名が書かれていたりする大型のカンスゲ。
この斑入り種も Carex oshimensis ' Evergold' 斑入りベアグラスの名前で扱われている。
シマカンスゲ、オオシマカンスゲ、ハチジョウカンスゲ、フイリベアグラス等々が全て同列で扱われている。
「島」なのか「縞」なのか、そこの部分で園芸種が登場するからわからなくなる。
販売業者の広告にあった、ちょっと怪しげな名前。
シマカンスゲ(カレックス モロウィー アルボマルギナータ) Carex morrowii ‘albovariegata’
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オオシマカンスゲ ヒメカンスゲ



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