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言葉では『いずれがあやめ、かきつばた…』などと、平気で口にするのだけれど
花を見て、いずれかを正しく言える、とは思えない。
アヤメと書いて、漢字変換すると「菖蒲」と出てくる。
勿論、正しくは「文目」だろうけれど、「菖蒲」も候補の中には含まれているのでややこしい。
花姿も似ているから余計にややこしい。
花を愛でる人にはどうでも良いことなのかも知れない。
「虎紋」があるのはアヤメ、今年は強いなぁなんて、タイガースファンと笑いながら話し込んでいた。
▲ 「虎紋」 ▼
(2020.05.14 貴崎町)
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▲ めしべ部分は基部から途中まで合着、先端は二裂、不規則な鋸歯がありおしべを下に隠している。▼
▲ 花期の終盤、「虎紋」がある外花皮片が捲れ上がり始める。▲
▲ めしべ部分を正面から撮ると、隠れているおしべが見える。▼
▲ 二裂しているめしべの中央部分に見えるのは柱頭。▼
アヤメ(菖蒲、文目) アヤメ科アヤメ属 Iris sanguinea
カキツバタ(燕子花、杜若 Iris laevigata)
(2020.05.15 貴崎町)
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イチハツ図解 アヤメとは細部で違っているし、葉に特徴がある。
▲ 松江のアヤメ、冬姿。▲
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今年のアヤメ カキツバタ アヤメの花の構造
《抜粋》
<アヤメ科>
イチハツ=鳶尾、一八、コヤスグサ(子安草)
カキツバタ=杜若、燕子花
グラジオラス=オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)
ジャーマンアイリス(独逸菖蒲)
ダッチ・アイリス(球根アイリス)
<サトイモ科>
菖蒲(しょうぶ)
ちなみに漢字では次のように表されるのだとか
菖蒲(しょうぶ)あやめとは別族でサトイモ科です
尚武(しょうぶ)
菖蒲(あやめ)畑で咲きます
文目(あやめ)
綾目(あやめ)
菖蒲花(はなあやめ)花時期のみ水を張る(気分で)、水好仲間
野花菖蒲(のはなしょうぶ)・
杜若(かきつばた)年中、水の中です
燕子花(かきつばた)
初カキコ 失礼いたしました・・m(_ _)m
似たような名前、花姿で区別が面倒だな、そう思うのですけれど、
似ていてもそれぞれに名前が付けられているので覚えておかないといけませんね。
アヤメの雄しべがとっても美しい~~~^^
雌しべから解き放たれたように・・・
花粉をいっぱ~いまき散らしている様子は感動です。
雌しべの柱頭もはっきりくっきり確認できました。
目の前がとっても明るくなりました。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
色々難しいところも憶えて行かなければと思います。
少しずつ楽しみながら憶えたいと思います。
何となく花全体が萎れ始めているような頃には
きれいだとは言い難いですが、それぞれのパーツが見えてくるようで
終わりかけの花も見えなかったものが見えてきたりします。
花画像を撮るには不向きですが、構造の一部を撮っておくには好都合な頃です。