そろそろ果実、そう思って撮っていた。
マンテマもシロバナマンテマも、交雑種にしても
とにかく茎や萼片の毛が目立つし、腺毛も多い。
果実が出来、それを保護している萼片は毛が多いそのままに見える。
ところが、果実殻は、全くの無毛。
天地逆さまにして眺めると髑髏に見えるキンギョソウの果実と同じだ。
▲ 毛に覆われた萼片が最後まで果実を包んでいる。
緑が失われ始めて、萼も果実殻も薄茶色に乾燥してくる。▼
▲ 上向きの果実は先端部分が開いている。そこから種子が覗いている。▼
▲ 花の下にあった苞片もすっかり枯れて薄茶色になっている。▼
▲ 毛に覆われている萼片はそのまま枯れ果て、中にある果実殻が見えている。▼
▲ 果実殻は覆っている萼片とは違って無毛。▼
(2020.06.04 玉津町)
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▲ いよいよ毛が密集している萼片部分が落ちて、すべすべの果殻が現れる。▼
マンテマ ナデシコ科マンテマ属 Silene gallica var. quinquevulnera
(2020.07.30 林崎町)
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マンテマ
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▲ 懐かしい?キンギョソウの果実
果実を覆っていた萼が役目を終える頃、すべすべの果殻が現れる。
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マンテマ シロバナマンテマ
シロバナマンテマの果実 マンテマとシロバナマンテマのロゼット
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