
▲ 風吹きすさぶ真冬の須磨アルプス、その西の果にある旗振山で撮ったキンカン ▲
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蜜柑、幾つもの種類があるそうだけれど
普通にみかんと言えば、温州ミカンを指すのだそうだ。
一時期ここにミカンの幼木が植えられたが枯死してしまった。
これもミカンだそうだが、キンカンのようにも感じる。
蝶の食草、幼虫の食餌用として、柑橘系の木が幾つか植えられている。
幼虫が木の葉を食べて育つことは多くの方が知っているようだけれど
栽培する側からすれば、昆虫などが葉を食べてしまうのは避けたいところだ。
ここでは何度か山椒が植えられたけれど枯死してしまった。
大きく育った木では、多少葉が食われたところで本体が枯れることはないだろう。
けれど成長過程の幼木が葉を食べつくされると枯れてしまうのは当たり前のことだ。
自然との共生なのかもしれないけれど
それぞれの側の都合を人間は知っていないといけない。
(2022.02.04 須磨離宮公園)
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寒風吹きすさぶ真冬の須磨アルプスを神戸地下鉄妙法寺駅から西に歩いて山陽塩屋駅に降りた。
西の果にある旗振山では、何故かたわわにキンカンが実を残していたし、この木にも果実が残っていた。
(2022.12.14 須磨旗振山)
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キンカン(金柑) ミカン科キンカン属 Fortunella japonica
(2023.01.10 明石公園)
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▲ キンカンの花 ▲
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キンカン 棘のあるキンカン 枯死する前のミカンの冬芽
冬芽・葉痕 2019-2020
たくさんの実が美味しそう~~~(⋈◍>◡<◍)
食べたい~~~ばかりではいけませんね。
素敵なお花や可愛い葉痕、トゲなども忘れないように見てみたいと面ます。
それを栽培しようとする人間にとってはやはり痛いものなので
改良によって棘無し品種が生まれているのでしょう。
幾つかの柑橘類はそのようにして収穫しやすい状態に改良されています。
ただ、柑橘系植物の台木に棘の多いものを使うといずれは棘が出てきてしまう…とも言われていますね。