何ミリのマクロですか?と質問されることも多い。
いわゆる単焦点のマクロレンズは、このカメラには付けられません…と答える。
レンズ交換など不要だから、ズーム機能の付いたデジカメしか持たない。
もう少し小さな部分を撮りたいな、そう思ってクローズアップレンズを一枚買った。
その程度の事で、大それた交換レンズなど持つこともないし使えないカメラだ。
それでも気に入った部分は、なんとなく程度には撮れるし
これ以上の事を望んだとて、所詮は趣味の世界、無駄になるだけだと思っている。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
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▲ 左はアカミタンポポと呼ばれているものの果実、花は同じだと思う。
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【タンポポの綿毛】
キク科で一括りしてしまう人が増えたせいだろうか。
タンポポも確かにキク科だし、綿毛に乗せて種子を飛ばすキク科の花も多い。
キク科で一括りしてしまうと、花の構造の違いや種子を飛ばすための綿毛までは区別出来ない。
キク科の下位にキク亜科、タンポポ亜科(他にアザミ亜科を含めて12にも細分化されている)
キク亜科は、舌状花と筒状花から構成され、タンポポ亜科は舌状花のみで構成されている。
だからキク亜科の綿毛とタンポポ亜科の綿毛は分類上では違っている。
「野菊」と総称されている花が飛ばす綿毛を見て、タンポポの綿毛…等と言うのは植物に詳しくない人だ。
ただ、こんな面倒な説明は、無用な話になることが普通だから
むやみに他人様に向かってあれこれ説明を始めることは止した方が良いのだろう。
(2018.12.10 北王子町)
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セイヨウタンポポ シロバナタンポポ カンサイタンポポ
野辺には楽しみが少しずつ春の方に向かって動いているようです。