HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)

2018-11-22 | 秋 黄色系

熱心にタンポポの分布図を作ろうとしている人たちがいる。
何事も特化してやると専門的な仕事になるのだろう。
それでも専門家にはなれない人たちが多く集い
専門家の手助け?をすることは大事なことなのかも知れない。
何処かに「専門馬鹿」の要素が無ければそんなしんどいことは出来ない…となる。

どこからどこまでが交雑の範囲なのか知らないでは手助けにもならない。
ここに咲いているタンポポの素性など見た目でわかるとも思えないから
みんな「セイヨウタンポポ」と呼ぶしか無い。
だから無意味な詮索や分類など止して、暢気に花の構造の妙を見ている。


▲ タンポポは地面すれすれに花を開く。
やがて花が終わると、そのまま花の横に伏していたりする。
綿毛を作る準備をする頃には少しずつ伸び上がる。
綿毛が出来るともっと伸び上がる。
綿毛が飛び去ると、こんな姿になってしまう。▼

上の画像をもう少し近くで撮るとこんな具合になっている。▼







▲ 出来るだけ遠くに綿毛を飛ばしたい…そんな気持ちの表れ。























(2018.11.21 松江








▼ 帰化したタンポポの特徴はこの総苞片の様子からわかる…らしい。

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
 
キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
アカミタンポポ(赤実蒲公英)Taraxacum laevigatum
(2018.10.24 新明町・林
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セイヨウタンポポ シロバナタンポポ カンサイタンポポ



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