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5年前、ここの名札は「モクレン」だった。
花被片の色で白をハクモクレン、紫をシモクレンと呼び習わしているのだけれど
これは白でもなく、紫でも無い。
そこで両者の交雑種、サラサモクレンとしていた。
ところが、もう少し紫が濃いのでは…と指摘されている。
確かにこの名前…とは言い切れないのだけれど。
サラサモクレン(更紗木蓮) Magnolia × soulangeana
シモクレン(Magnolia quinquepeta) とハクモクレン(Magnolia heptapeta)の交配による実生から得られたもの
サラサレンゲ(更紗蓮華)モクレン科モクレン属
Magnolia denudata var. purpurascens(=Magnolia heptapeta f. purpurascens)
ハクモクレンの品種
【一考察・私見】
須磨離宮でつけられている名札にある学名 Magnolia denudata はハクモクレンにつけられた学名。
そこから推論が始まったのだけれど、正解は得られていない。
交配種ではどこかに交配親の特徴が出るものだと思うので、花全体のサイズはハクモクレンだが
花被片がさほど幅広ではない点や紫の入り方などはシモクレン似だと感じる。
一方のサラサレンゲは、ハクモクレンの品種と言う定義からすれば花姿はもう少し花被片が開き気味になる?
推論でしかないのだけれど、形態だけからはそう感じる。
(2016.03.26 須磨離宮公園)
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二年前
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