HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヒメシャラ(姫沙羅)

2019-06-06 | 夏 白色系

花が咲いているのだけれど、小さすぎて見ている人は少ない。
白色だし葉が茂っていて見えにくいせいもあるだろう。
それでも木に気がつけば上を見上げて花を探す。



























ヒメシャラ(姫沙羅)
 ツバキ科ナツツバキ属 Stewartia monadelpha
(2019.06.02 須磨離宮公園)


ヒメシャラ(姫沙羅)の冬芽


ナツツバキの花
ナツツバキをシャラノキと呼ぶ、その小型版なのでヒメシャラ。
平家物語には「沙羅の木」の名前は出てくるけれど、シャラノキは出てこない。
読み方が違うだけで「サラノキ」でも「シャラノキ」でも同じことだろうけれど
ナツツバキの花が平家物語に登場している筈も無い。
仏教の聖樹・娑羅樹(さらのき)が日本には育たないのでこの木が「代用」されている。
何でもありだから、何でも良いのだろう。
中には植物学的な話にはロマンがない…などと一蹴される御仁もいらっしゃる。

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ヒメシャラ コウライシャラ  冬芽 大昔のナツツバキ
先月のヒメシャラ・冬芽



2 コメント

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静かに・・・ (こいも)
2019-06-27 00:56:13
林の子さん
ヒメシャラが静かに美しく咲いて・・・とても良いですね。
緑の葉の中であちこちに白いお花が咲く様子が大好きです。
冬芽も輝いてこんなに素敵なのですね。
色々見させていただきました。
コウライシャラと言うものもあるのですね。
とても綺麗です。
冬芽も忘れないように見たいと思います。




静かです。 (林の子)
2019-06-27 12:20:55
見上げても花が咲いているとも思えないくらいに葉が茂っていて
樹下にベンチがあるのですがこの花が咲いているのをご存じない人たちも多い。
そういう木の方が静かに撮れるので良いですね。
樹皮が剥がれ落ちるので「サルスベリ」と見紛うこともあるようですが
木を見つけるには好都合です。
コウライシャラは、知る限り森林植物園の植栽だけですが
紫陽花の頃には花が咲いているので出掛けたいな…と思っています。

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