HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アンズ(杏・杏子)

2021-03-09 | 春 赤・桃色系

幼稚園の中庭に一本育っている。
梅から桜の頃への橋渡しのような花だと感じる。
梅とは見間違えるだろうけれど、桜とは見間違えないだろう。


▲ 木が元気なのだろう、蕾の状態も含めてかなり密に花をつける。▼







▲ 梅の花より大きい、と言うことも杏の特徴だと言われているけれど、花の大きさが決め手にはならない。▼



(2021.03.08  林崎町)


▲ 杏の萼片は反り返る…と言うのが定説のようだけれど、杏の血が入っている梅も似たような姿になる。
必ずそうだ、と言うことはないから一つきりの特徴だけでは心許ない。▼

▲ 確かにこの萼片の反り返りは梅にはない特徴の一つ。
梅の萼片よりもかんな長いからだろうと推測する。▼


アンズ(杏・杏子) バラ科サクラ属 Prunus armeniaca
(2021.03.09  新明町)


▲ 去年の杏の花 ▲
梅と杏、いつも同じ頃か少し遅れて咲く杏の花は、梅がまだ咲いている…と言われている。
ウメ(Prunus mume)と同系だし、アンズとの掛け合わせのウメ(豊後梅など)もあるのだから当然だろう。

【参考資料】

幾つかの品種名が記されているのだけれど花を見ただけで品種まで言い当てるのは難しい気がする。
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 今年の杏 冬芽 去年の杏 メジロとアンズ ウメ(梅)杏・一重「豊後」 ウメ 杏・一重
 アンズ(杏・杏子) アンズ(杏・杏子)



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