HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ)

2019-12-19 | 冬 樹木 果実・葉

今年は横に広がった枝が少ない気がする。
いつもの年だと、冬芽・葉痕を撮るのに好都合な枝があるのだけれど
今年はどうしたわけか届かない。


▲ モミジバフウの特徴の一つ、長枝には翼がある。
短枝に冬芽・葉痕、ちょうどイチョウのように何年か分の葉痕が重なる。
維管束痕は3個、目と口に見える。▼











▲ 冬芽は芽鱗に守られている。フウ(タイワンフウ)と違って芽鱗には毛がなく艶々している。▼



















モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ) 
フウ(マンサク)科フウ属 Liquidambar styraciflua
フウは台湾楓或いは三角葉楓、アメリカフウは紅葉葉楓と呼び替えている。
「楓」は日本では「カエデ」だが、中国では「槭樹」が「カエデ」
(2019.12.16 明石西公園)

 
▲ 左がモミジバフウ(アメリカフウ)、右がフウ(タイワンフウ)、芽鱗の毛の有無で区別出来る。

▲ 春先の葉 雌花、雄花序も見える頃。


今年の果実
西公園のモミジバフウ 中八木のフウ(タイワンフウ)



コメントを投稿