今年は横に広がった枝が少ない気がする。
いつもの年だと、冬芽・葉痕を撮るのに好都合な枝があるのだけれど
今年はどうしたわけか届かない。
▲ モミジバフウの特徴の一つ、長枝には翼がある。
短枝に冬芽・葉痕、ちょうどイチョウのように何年か分の葉痕が重なる。
維管束痕は3個、目と口に見える。▼
▲ 冬芽は芽鱗に守られている。フウ(タイワンフウ)と違って芽鱗には毛がなく艶々している。▼
モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ) フウ(マンサク)科フウ属 Liquidambar styraciflua
フウは台湾楓或いは三角葉楓、アメリカフウは紅葉葉楓と呼び替えている。
「楓」は日本では「カエデ」だが、中国では「槭樹」が「カエデ」
(2019.12.16 明石西公園)
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▲ 左がモミジバフウ(アメリカフウ)、右がフウ(タイワンフウ)、芽鱗の毛の有無で区別出来る。
▲ 春先の葉 雌花、雄花序も見える頃。
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