テイカカズラは雑草だろうか。
樹木に絡みついて伸びていることが多いけれど木では無いのだろうか。
蔓を伸ばして広がるし、古い株だと気根を出して他の植物に寄りかかる。
園芸種として植えられることは、まず無いだろうと思っていたが
ここでは建物の南側と東側に植えられている。
残念ながらまだ種髪を見かけるまでには大きくなっていない。
▲ イヌノフグリの芽ばえを撮っている目の前にこの種髪。
探せばどこかにテイカカズラ…と思うのだけれど、広すぎる。▼
(2020.01.09 明石公園)
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▲ 花数は多いし、花弁は茶色になって萎れている。果実?と思うけれどたぶん不稔。▼
▲ 複雑な構造のテイカカズラの花、真ん中に飛び出しているのはおしべ、その下にあるめしべは当然見えない。
おしべを取り囲んでいるように見えるのは花冠基部にある副花冠と呼ばれているもの。▼
▲ 花期は短くほぼ一日花、白から黄色、やがて茶色くなって萎む。▼
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科テイカカズラ属 Trachelospermum asiaticum
トウテイカカズラ(唐定家葛)Trachelospermum jasminoides
英名でスター・ジャスミン(Star jasmine) トウキョウチクトウ(唐夾竹桃)とも呼ばれる。
テイカカズラ似の花を咲かせる外来種。
(2019.06.04 硯町)
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かつて、ここにはクスノキに絡みついていた太い蔓があった。
季節には大量の種髪が風に乗ってばらまかれた。
何年か前、クスノキの根元辺りにあった蔓は気根を出していたからかなりの大株。
クスノキの保護?目的でばっさりと伐られた。
このテイカカズラは植物園側に入ってすぐ、階段ではなく緩やかなスロープから見える。
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科テイカカズラ属 Trachelospermum asiaticum
(2019.06.02 須磨離宮公園)
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▲ テイカカズラの種髪
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▲ テイカカズラ、紅葉
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テイカカズラ テイカカズラの種髪 ガガイモの種髪 センニンソウ ボタンヅル
お花の構造良くわかりました。
とてもわかりやすくて助かります。
ノートに書いたところです。
自分なりに絵を描いて憶えるようにしています。
いつもありがとうございます。
次に思い出そうとした時に、違う引き出しから答えを出そうとするので間違える。
その為には書き留めることが基本ですね。
文字でも、イラスト的な絵でも自分の手で書き留めたものは
意外に覚えているものです。
分かったつもりでも言葉だけを理解してしまうと
次に見たとき、聞いたときに正しい引き出しから出せないでいる方も多いです。
あれもこれもとやっていると次々と覚えることが増え続けることになるので
やはり身の丈に合ったやり方を自分なりに工夫することが近道でしょうね。
一つ一つ解決しながら、次に進んでゆくとしっかりした基本が出来て
次のことに進みやすくなる…と何度も行き来したことを思い浮かべます。
テイカカズラのお花を見させていただきながら
復習することができました。
いつもありがとうございます。
役に立つかどうかなど別にして、覚えるためにはまず予習、教わった事は復習。
興味あるものはその繰り返しは、難無く出来たようにも思いますが
興味の無い学科は、何もしなかった気がします。
大人になって、仕事も持たずに暢気に花を撮っているとやはりその思いを強くします。
アレモコレモ出来た時代でもそうなのですから、今だと興味の無いものに向かうのは止しています。
それでも何度も同じ事を繰り返すと覚えるものだな…と思いますね。