サザンカとカンツバキ、白以外は紛らわしいかも知れない。
一重の白以外は、サザンカではない…というのは言い過ぎだと思うのだけれど
確かにカンツバキと呼ばれているものは、椿と山茶花の交配、サザンカに似ていて当然だ。
暮れから年が改まる頃、生け垣などに咲く八重咲は殆どがカンツバキ、それもなるほどと思う。
這性と立性が刈り込まれて生け垣などに普通に咲くようになっている。
カンツバキなどと言う紛らわしい名前が付けられてしまっているから
『♪ サザンカ サザンカ 咲いた道 ♪』
と歌われているのは、果たして何なのか…などと答えの無い議論?が登場する。
(2023.12.05 相生町)
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カンツバキ(寒椿)「獅子頭」 ツバキ科ツバキ属 Camellia x hiemalis ‘Shishigashira’
(Camellia sasanqua ‘Shishigashira’)
(2023.12.26 明石公園
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道路沿いの生垣、まだ蕾だけれど立性のカンツバキ(タチカン、「勘次郎」などと呼ばれている)だろうか。
カンツバキ(寒椿)「勘次郎」 Camellia x hiemalis 'Kanjiro'(Camellia sasanqua ‘Kanjiro’)
サザンカ(山茶花) ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
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【参考図 葉裏】 【参考図 葉表】
▲ 葉裏の特徴 主脈に毛が無いのがツバキ、有るのがサザンカ。 葉全体 ツバキと比べて小型なのがサザンカ、周囲に明瞭な鋸歯があり、葉柄は短い。▲
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▲ めしべの基部、子房部分にある毛はサザンカとツバキの大きな違いの一つと言われている。▲
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