HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヨモギ(蓬)

2016-11-19 | 草 果実・種子

花粉を精一杯まき散らしてヨモギもそろそろお終い。
伸びきった花茎の先に花殻が残っている。
茎にも葉にも幾つかの虫コブ。
これも既に寄生主は飛び出している。






















ヨモギ(蓬)
 
キク科ヨモギ属 Artemisia indica var. maximowiczii
(2016.11.18 林崎町)


盛んに花粉をまき散らしていた頃
以下はヨモギに出来る虫コブ

 
ヨモギクキマルズイフシ  ヨモギハエボシフシ
 
ヨモギクキワタフシ  ヨモギハシロケタマフシ
不思議なのはこのヨモギに絡みついているアメリカネナシカズラにも虫コブがある。
ところが寄生主は別物、やはり昆虫たちも好き嫌いがあるのだ。
--------------------------------------------------------------
ヨモギの花  ロゼット葉



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヨモギ (こいも)
2019-11-24 21:23:51
林の子さん
色々見させていただきました。
またお花の頃から見られるように来年は目を配りたいです。
虫こぶ…ヨモギクキマルズイフシの塊りに触わったのですが
とっても堅いものでした。
虫こぶも色々見てみたい・・・見れたらいいな~と思いました。
ありがとうございました。
返信する
春先のヨモギ (林の子)
2019-11-24 23:37:04
虫コブが幾つも出来るのは、茎が伸び始め葉が開き始める頃。
寄生主も新しい新鮮なものを子どもたちに食べさせたいから、でしょうね。
寄生して大きくなり始めた頃には、茎に出来た虫コブを半分に切り裂くと
小さな蛆虫が詰まっていたり、成虫になりかけているものも見えます。
かなりの勇気が必要ですが、虫コブの中では子どもたちが育っている訳です。
返信する

コメントを投稿