HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

シロイヌナズナ

2016-04-28 | 【独り言】

散々悩んだ結果は、いつも見慣れているツボミオオバコのロゼットだった。
ただやはり合点のいかない部分があって調べていた。

そんな経緯を持っているシロイヌナズナだけれど
木場の帰化植物見本園で撮って以来、ついぞ見かけたことは無かった。
思い込みではいけないから実物を確かめて
もう一度ロゼットの違いも確かめたい…と思ったが、木場は少し遠い。

今日も玉津の環境センター西側の公園でオオモミジの花を撮った直後に
イロハモミジの根元で見つけた。
この種の帰化植物はやはり突然現れる。




























シロイヌナズナ(白犬薺)
アブラナ科シロイヌナズナ属 Arabidopsis thaliana

イヌナズナ(犬薺)アブラナ科イヌナズナ属 Draba nemorosa
(2016.04.25 玉津町)

 
左がツボミオオバコのロゼット、右が確認出来たシロイヌナズナのロゼットで花期にも残っている。
長年、疑問符付きだったこのロゼットに、シロイヌナズナではないかとのコメントがあった。
木場で一度撮ったことのあるシロイヌナズナだったが、その画像にはロゼットはハッキリとは写っていない。
それでも幾つかの画像を参考にして結論づけたけれど腑に落ちなかった。
結果として、上の画像は両方共にシロイヌナズナのものと結論づけるに至っている。

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木場のシロイヌナズナ ツボミオオバコ オオバコ ヘラオオバコ  シロイヌナズナ→ツボミオオバコ



2 コメント

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こんにちは (angel)
2016-11-10 09:46:01
実は、購読している新聞の朝刊に三浦しをんさんが連載している小説のなかで、シロイヌナズナという植物の話が出てきて、どんな植物か気になり、そうだ林の子さんのブログならとブログ内の検索で見つけることができました。
大学の研究室で実験室での話なんですが、植物学ではモデル生物と言ってメジャーだそうで、すぐに成長して種が取れるし、ゲノムがすべて解読されていて、実験で扱いやすいということが書かれていました。
拝見したところ、可愛らしい草花ですね。
随分と、遡ってしまったコメントになってしまい失礼いたしました。
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検索も大変でしょう? (林の子)
2016-11-10 16:25:10
専門的にやっていらっしゃる方は、幾つもの便利な検索機能を設定されているようですね。
私の場合はいつまでも自己流かつ自分用の備忘録なので、使い勝手は頗る悪いようです。
ブログではなくしっかりしたホームページを作れ…と、半ば公然と脅されることもあるのですが、何を今更と長年同じ体裁です。
それでも良く辿り着いて頂けました。
難しい事を別にすれば、野辺の雑草は自然が残されていれば、そこに行くだけで撮れるので楽チンですね。
東京・木場では、そんな帰化植物だけを集めて見本園を作って管理なさっているのでよく足を運んだものでした。
面倒臭いですが、慣れて頂くと意外な雑草も登場しますから、今後ともよろしくお願いいたします。
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