HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

突然、高御座山

2014-11-15 | 【独り言】

大昔、山に行っていた。
今は中高年登山だ、日本百名山制覇だ、山ガールだ、などと賑わっているけれど
大昔はとにかく貧乏旅行の最たるものだった…気がする。
山野跋渉、などと気取ってはいたけれど、山に入って何泊も野宿していた。
それから50年近い。
当時の山仲間とは年に一度、一泊であちこちに出掛けるけれど山歩きなどはしなくなった。
時に、せめてはハイキング…程度にしている。

関西在住の後輩たちが何に数度、集まってハイキングにプラス程度の山歩きをしていると
同期の林さんから紹介されて、去年、須磨アルプスを歩いた。
300足らずの山を歩くのが心地よいし、何と行っても会話の殆どは気遣いなど不要。

遠路は無理だけれど、今回は高砂の高御座山行きと言う事で、前田さんから案内が転送されてきた。
二つ返事で参加を決めたわけではなかったけれど、何とか参加した。

JR曽根駅で集合、一駅神戸寄りの宝殿駅まで山通しで歩く6時間の縦走。
「播磨アルプス」などと気取って呼ばれる事もある、鹿嶋神社を取り囲むような裏山。
最も高い高御座山でさえ303㍍(三角点は299㍍)程度の山だけれど、殆どが岩山でアップダウンの繰り返し。
考えてみれば、歩く距離、体力の消耗はかなりのものだ。
ルート地図はネット検索で至れり尽くせりの解説も見えるから省く。
総勢8名、学年では三年の差があっても、何度かの合宿で一緒になっているメンバーだから、昔話も楽しい。

豆崎登山口から登り、北山から辻に下った。
幾つもの岩場の上り下りの中で圧巻は、百間岩の標高差約150㍍の登りだった。




取り付きから10分で最初の岩場に至る。



ネズ、至る所に育ち始めている。

画面中央に姫路城がみえる。

ハゼノキ

ムラサキヤマツツジ? コバノミツバツツジ?

サルトリイバラ

ハゼノキ

サルトリイバラの果実



ノジギク

ヤマラッキョウ





右奥が高御座山、幾つものアップダウンが見晴らせる。
中央に鹿島神宮の鳥居。

ムラサキヤマツツジ?コバノミツバツツジ?が咲き残っている。

ソヨゴの果実、ハゼノキの紅葉、秋。

明石海峡大橋が霞んでいる。手前は加古川。

百間岩の急登、標高差150㍍、距離200程度だから一番急な岩場。
トップのは最低部から見上げた画像。

鷹巣山から高御座山までの尾根歩きは細かなアップダウンが続く。



リンドウ

高御座山頂への急登

高御座山山頂付近の巨岩 右下は断崖

ヤマラッキョウ

北山分岐近く、最後に撮ったノジギク
(2014.11.14 高御座山)



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