ナツツバキをシャラノキと呼ぶ、その小型版なのでヒメシャラ。
平家物語には「沙羅の木」の名前は出てくるけれど、シャラノキは出てこない。
読み方が違うだけで「サラノキ」でも「シャラノキ」でも同じことだろうけれど
ナツツバキの花が平家物語に登場している筈も無い。
仏教の聖樹・娑羅樹(さらのき)が日本には育たないのでこの木が「代用」されている。
何でもありだから、何でも良いのだろう。
中には植物学的な話にはロマンがない…などと一蹴される御仁もいらっしゃるのだが
ヘクソカズラに雅名を付ける事をロマンだという輩もいる。
(2020.11.21 須磨離宮公園)
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秋に撮った頃はまだ葉が残っていた。
冬になって葉はすっかり散り敷いている。
ヒメシャラ(姫沙羅) ツバキ科ナツツバキ属 Stewartia monadelpha
(2021.01.06 須磨離宮公園)
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▲ ヒメシャラの花 ナツツバキの花 ▲
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ヒメシャラ コウライシャラ 秋 冬芽 大昔のナツツバキ
ヒメシャラ・冬芽 ヒメシャラ(姫沙羅)の冬芽
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