稲荷廓跡の北、本丸跡広場へのスロープ手前に植栽されていたサンシュユは
殆ど伐採された。
伐られてしまった痕が無残に放置されている。
何れは草むら、そう思うとやはり節操の無さに、誰が責任者?という声が喧しいのも頷ける。
樹名板を取り付けようと一部には動きもあるけれど、後追いの形になってしまっている。
大事な自然、子孫に残そう…などと声高に叫ぶこと自体がむなしくさえ響いている。
なかよし広場と名付けられている場所でも時にゲートボールに占拠されている。
このサンシュユは辛うじてその場所からは離れた林間に育っている。
▲ 膨らんで黄色い花を咲かせている花芽とは違って、尖った葉芽の方はまだ展開していない。▼
▲ 若い樹皮は赤褐色で白い皮目が目立ち、表皮部分が薄く剥がれる。▼
▲ 若い樹皮で表皮部分が薄く剥がれる。古くなると剥がれ落ちる表皮も厚くまだら模様が残る。▼
サンシュユ(山茱萸) ミズキ科ミズキ属 Cornus officinalis
(2023.03.11 明石公園)
サンシュユの花芽は短い枝の先端に付くので根元近くから長く伸びた徒長枝には付かない。
ただここでは細かくは剪定されていないので徒長枝が目立つ。短く切り戻しておけば樹勢や樹形を整えるために必要なのだけれど。
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▲ 秋のサンシュユ 冬芽・葉痕 ▲
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冬芽・葉痕2023 果実の頃2023 サンシュユ2022 サンシュユ2021 サンシュユ2020 果実と冬芽2020
花が散った後2018 葉が出始めた頃2021 サンシュユの葉裏2021
冬芽・葉痕2022-2023 ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)
こちらが一本だけ残ったサンシュユの樹なのですね。
と~っても綺麗に咲いていますね。
林の子さんのマジックにかかり、お花が生き生きとして素敵です。
最高ですね~~~♬
大事な自然・・・何とかできないものなのでしょうか?
今年は、散歩道に残された大きな切り株を何本も見ました。
サクラの老木でした。
仕方のない事だとは思いますが、悲しいなぁ~と思いました。
サンシュユの素敵なところ・・・たくさん見させていただきました。
ありがとうございました。
自然がそのままに残っている場所を見る為、見せる為に自然を壊しているし
「里山風景」を残そう…と、そこに至る新しい道路を作っているのも人間。
仕方無いことだと思うしかないですね。
地球の上では人間が一番、なのでしょうから。