ビブリナム・ティヌス、ビブルナム・ティヌス、ビバーナム・ティヌス、ビブルナム・ティナス
読み方の違い。
トキワガマズミ、常緑ガマズミ。
確かにガマズミ似の花が咲いている。
それでも果実は青色、全く違った金属質の光沢を持つ青。
ビブルナム・ティヌス レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ(ウィブルヌム)属 Viburnum tinus
葉が常緑なので、和名にトキワガマズミ(常緑莢蒾)。
ガマズミの赤い果実とは違って青紫色、須磨では見たことはない。
オオチョウジガマズミの交雑種でニオイガマズミと呼ばれる
ビブリヌム・カールセファーム(Viburnum × carlcephalum)などがある。
(2023.01.11 須磨離宮公園)
☆
▲ 花盛りの頃 ▲
学名はラテン語表記だからカタカナ表記する場合には「ウィブルヌム」が正当だそうだ。
大場秀章編著の「植物分類表」でもそう書かれているけれど
ガマズミは普通には「ビブリナム或いはビブルナム」と呼んでいる。
ただ日本語でさえ幾つも違った言い方が増えているのだから
ラテン語表記が場所によって違っていても仕方ない…と思わないと仕方ない。
蛇足だけれど、ティヌス種はクスノキハガマズミと植物分類表には書かれている。
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