ビブリナム・ティヌス、ビブルナム・ティヌス、ビバーナム・ティヌス、ビブルナム・ティナス
須磨では「ビブルナム・ティヌス」表記なのでそれに従っている。
須磨では温室の南にかなりの大きさに育つ常緑樹だけれど
ここでは小さな鉢に寄せ植えされている。
それでもかなりの花数だしまだまだ蕾がぎっしり付いている。
ビブルナム・ティヌス レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ(ウィブルヌム)属 Viburnum tinus
葉が常緑なので、和名にトキワガマズミ(常緑莢蒾)。
ガマズミの赤い果実とは違って紫色、須磨では見たことはない。
オオチョウジガマズミの交雑種でニオイガマズミと呼ばれる
ビブリヌム・カールセファーム(Viburnum × carlcephalum)などがある。
(2021.03.23 明石公園)
☆
学名はラテン語表記だからカタカナ表記する場合には「ウィブルヌム」が正当だそうだ。
大場秀章編著の「植物分類表」でもそう書かれているけれど
ガマズミは普通には「ビブリナム或いはビブルナム」と呼んでいる。
ただ日本語でさえ幾つも違った言い方が増えているのだから
ラテン語表記が場所によって違っていても仕方ない…と思わないと仕方ない。
蛇足だけれど、ティヌス種はクスノキハガマズミと植物分類表には書かれている。
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