平成26年 2014年10月15日 水曜日
今朝は4時からタイトルのドラマを見る!!
一方ではライブ:ジャイアンツとカージナルスのゲームを見ながら!!
このドラマはゆったりとした流れ
そして5-60年前の日本の家庭、こころを感じる!!
エンディングの曲もこれまた結構ふるい感じの日本の歌って感じでいい!!
下記のコピペの内容がとてもいい:見た画面が浮かび上がってきます。
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内容コピペ:BSプレミアムドラマ【 昨夜のカレー、明日のパン 】第2話「星とゆきだるま」
お隣のムムムさんは神経内科に通っている。
同じく患者のサカイくんは、顔面神経痛の元産婦人科医。
診察中にさ、ニヤニヤして気持ち悪いって言われて面倒くさいから辞めちゃったよ。
…いや、そんな悲壮な顔するなよ。俺の話、そんな悲惨だった?
気の毒がって悲しんでいるように見えるのかも知れないけれども、それはムムムさんの
いつもの顔です。
いや、違うの。
私の場合、サカイ君と逆なんだよね。
笑えなくなったの。
ヘヘヘッCAなのに?
アハハハハッ…ハハッ…ハハハハッ!
あっ…ねえ、見て。今、俺ホントに笑ってる。
俺この病気になって、初めて心から笑ってるかも。ハハハハッ!
寺の息子の深チンは、バイク事故で正座できなくなって後を継ぐのを辞めたらしい。
それじゃ、今どうしてるの?
いや、まあ…俺らと同じじゃない?
そっか…私だけじゃないんだ。
ハハハッ…
そりゃそうだよ。みんなワケありよ。
どんなことでも、自分だけじゃないんだって気持ちはちょっとホッとするもの。
ムムムさんの頬がちょっと緩んで見えた。
テツコは普通~に岩井さんの家でご飯を作ってもらったりしている。
同棲していてもおかしくないほどの仲の良さだよね。
仕事でエジプトに行ったとき、言い争いになって砂漠の真ん中で車を
下ろされたという話をする岩井さん。
けれども、そのままオフィス街を歩くように鞄を持って普通に歩いていて、
迎えに来た相手に驚かれたんだって…。
「すごい」って。「ミスター・イワイはグレートだ」って!
こういう…なんかとっても前向きで明るい感じの男子は好きだよ。
良い方に引っ張られる感じがするもんね。
ほら、テツコも笑っているし。
地元のヤツらからするとありえないよな?
それゃ、びっくりするよ。だって確実に死ぬ状況だった訳だからさ。
言うとおりだよ。俺って変だよな~。
マヒしちゃってんのかな~?どっか壊れちゃってんだろうな~。
テツコさんの言うとおりだよ。
人って死ぬよな。
そうなんだよ。人って死ぬんだよ。
…よし、覚悟した。
よし、やってくれ!
背中に貼った4枚の湿布を1枚だけテツコに剥がさせる岩井さん。
出てきたのは背中に書かれた「大吉」の文字…どうやって書いた?
じゃあ結婚はしないけれど、2人はこのまま続けた方がいいって事だな。
結婚しなくていいの?
だって、したくないんでしょ?
まあそうだけど…。
スポーツと同じだって。
いいイメージ作ってからの方が絶対いいって。
ま…この占い、4枚全部の下に「大吉」書いてあるんだけどね。
だからどうやって書いた……。
帰り道。ムムムさんがベランダから空を見上げている。
テツコさん、見て見て!虫カゴが飛んでる。
青い空をプラスティック製の緑の虫かごが飛んでいる。
ほんとだ。
虫じゃなくて虫カゴが…空飛んでる。
ああ、すごい。
どこ行くのかな?
空飛ぶ虫かごは、ちょっとファンタジー。
風がよほど強くなければなかなか無いと思うけれども…。
虫かごに見とれるテツコとムムムさん。
私たちの全然知らない所。
私たちが思ってもない所。
そんな場所あるんだ?
案外たくさんあるのかも。
私にもあるかな?そんな場所。
大丈夫。絶対ある。
笑顔でそう言うテツコをムムムさんは懐かしそうな表情で見つめるのだった。
今の言い方…カズちゃんそっくり。
テツコにはムムムさんが微笑んだように見えた。
カズちゃん?
……旦那さん。
ああ、一樹。
戸惑ったような表情に変わるムムムさん。
「お隣の娘さん」がちょっと笑ったという話をギフにすると、ギフは楽しそう。
そうか、ハハッ!ムムム、笑ったか。
うん?「ムムム」って?
俺ね、隣の娘さんの事そう呼んでんの。
ムッとしてるんだけどもそれじゃ人に失礼だなと思ってるらしくてね~。
元CAさんだからね。ムッとしてるんだけども困ったな~っていう顔でもある訳で。
だから「ムムム」って顔なのよ。
名づけたのギフか。
昔はコロコロ笑う女の子だったらしいムムムさん。
何があったんだろね?
呪文にかかったのかな?
人は言葉にやられるから、馬鹿には出来ないんだとギフは言う。
呪文にかかったら、「呪文には呪文」。
逃げられないようにする呪文があるんなら、それを解き放つ呪文もこの世には
同じ数だけあると思うんだけどな。
ムムムさんの本名が気になりだしたギフは、懐中電灯を持って、隣りの表札を確認。
そして、本人にバッタリ会ってしまう。
あの…それ…貸してもらえませんか?
それって?
懐中電灯。
ムムムさんは「黄緑の…」を探していたもよう。
虫かごだよね。
何処に飛んで行ったのか解りもしない虫かご。
テツコさんが思いも寄らない場所があるんじゃないかって言ったから…
と言いつつ、本当は昼間寝ていて眠くならないから。
と、いつもの「すまなさそう」な顔で言う。
私みたいな者、ほんとに居ていいのかな?
ギフは答えるのだった。
昔聴いたラジオドラマにね、星が消えてしまう話がありました。
その消えた星が何十年もたってからまた現れるっていう話。
見えてなくてもどっかにちゃんと居たんですね。
居るものはどんな事したって居るんです。
いいじゃないですか。どっかに隠れてる時期があったって。
大丈夫!
ムムムさんは泣きだした。
「大丈夫」
子どもの頃、カズちゃんにそう言われたことを思い出したから。
カズちゃん…あの家のどこかにまだ隠れてるような気がする。
ムムムさんは、一樹が好きだったのかな。
ムムムさんの「呪文」は一樹が居なくなってしまった事なんだろうか。
実は…私もね、そう思ってる。
死んだら星になるって言うでしょう?
あれ、どうも信じられなくてね。だって、僕、自然科学の人だから。
子どもの時から図鑑とか見てたから死んだから星になるって言う大人を
「バカだな」なんて見ててね。
でも年取った今なら分かる。
ほんとにそうだったら…
星になって見ててくれたら…救われる部分もあるよね…。
そう。
現実や真実を突き詰めるよりも、人には信じたい事がある。
それが神様だったり運命だったり呪文だったり。
言い伝えだったり…。
大事な人を失った後も、どこかから見ていてくれる。
側にいる。
そう信じる事でしか生きていけないこともある。
子どもを失うって…そういう事だと思う。
7年。
「星」を信じられないギフにとっては、一樹の死を慰めるものがない。。
~♪夜空の星に祈りをささぐ~♪~
歌い出すギフを見ながら、ムムムさんにも親の気持ちが伝わったらしい。
あの…。
カズちゃん、やっぱり星になったんじゃないでしょうか。
と、言ってみる。
その根拠は?
根拠は…ないです。
でも、そういうふうに信じるというのはどうでしょう?
「信じる」ねえ…。
何度もそう思おうとしたんだけど無理だったんだよね。
一樹は手品みたいに消えてしまった。
この世からパッと跡形もなく消えちまったんだ。
ムムムさんは否定するのだった。
そ…そうじゃないです!
私、約束しました。
「ずっと見ててあげる」って、カズちゃん、そう言ったんです。
昔、修学旅行のお土産にあげた「スキーを履いた雪だるま」を一樹の
形見に欲しいと突然言い出すムムムさん。
ギフは意味が解らないまま、それを請け負った。
ギフがガサゴソする様子を怪しんだテツコも手伝い、2人でゆきだるま探し……
するはずだったのに、いつの間にか一樹の思い出探しになってる。
片づけようとして片っ端から雑誌読みはじめちゃったりするのと同じだよね。
写真。小学校の時の一樹の絵。作文…。
辺りは散らかっていくばかり。
母さんが死んだあと、あいつやたら遊ぶようになってね。
俺ともほとんど口利かないようになってさ。
ええ~~…あんな温和そうな一樹にそんな時期が~~。
テツコもその話にはビックリ。
テツコさんに会って呪いが解けたんだな。
またまた…。
いや、ほんと。
憑きものが落ちたみたいに元の一樹に戻ったような。
一樹にとって、テツコさんは呪文の言葉だったんだね。
翌日。
岩井さんがテツコの…つまりギフの家に突然やってきた。
これはたぶん、岩井さんにとっては敵情視察みたいなもの?
しかし、声をかけても家の中に人けはない。
中に足を踏み入れて、部屋の荒れように驚く岩井さん。
えっ!強盗!?
ゴミ溜めのような部屋の中で、ギフとテツコが並んで倒れている…
もとい…寝ているだけなんだけれど。
仲良く並んでいるテツコとギフを見て、複雑そうな顔の岩井さん。
けれども、持ってきたアジを開いてパットに並べ始める。
部屋に戻っても2人とも起きそうもない。
寝言で一樹の名前を呼ぶテツコ。
岩井さんはテツコの手に一樹の写真を握らせて帰って行った。
うん…やっぱり…つくづく良い人……。
目覚めて、自分が一樹の写真を握っている事に驚くテツコ。
おまけに車の中で撮ったその写真にはバックミラーの所にゆきだるまが
下がっていたのだった!
車は一樹のいとこの虎尾にあげたはず…と連絡するテツコ。
ゆきだるまは、今でも車に付いているらしい。
よく写真に気付いたね。
いや、私、何か起きたら手に持ってて。
一樹が教えてくれたのかな?
いやいや……それは岩井さんがだな……。
かもしれない!
あ、今日、虎尾さん来るんですよね。夕飯どうします?
俺、何だかアジフライ食いたいな。
あっ、今、私もそう思った。
そ、それも、たぶん岩井さんが…。
台所に行って、ギャッ!と叫ぶテツコ。
ア…アジがある!
ほんとだ。しかも開いてる…。
仏壇に向かって、
健康診断の件ですが、どうかどうかガンマGTPの数値が奇跡的に下がりますように。
次の仕事、ギダリエと組む事になりませんように。
と、拝み始める2人であった。
拝むなら岩井さんを拝んでね。
もっとも、これは岩井さんが冷蔵庫にくっつけた置手紙が風で飛んじゃった
からなんだけど。
アジフライを作るシーンでは、手紙はちゃんと発見されていました。
来た事もアジを開いて行った事も、ちゃんと岩井さんがやったと理解して
もらえて良かった。
ギフから「ゆきだるま」を受け取ったムムムさんは、久しぶりにパンストを
履いて外出。
ムムムさんの様子をそっと窺い、口出しせず心配も見せすぎない両親がいいね。
ムムムさんは、CA時代の後輩に会っていたのだった。
あんたがフライトの時、これ持ってってほしいんだ。
何ですか?これ。
これは…つまり…おまじない?
つまり…あるいは…私が笑えるように…なるかもしれない、おまじない。
ゆきだるまを受け取って、泣き出さんばかりの後輩。
私、やります!やらせて下さい。
つまり、私がこれを持って飛行機に乗ったら先輩は笑えるんですね。
分かりました!私がCAしてる限りは必ずこれを持って飛びます。
私が辞めた時は…見込みのある子を見つけてそいつに頼みます。
その後輩にも同じようにさせます。
代々これを持って飛ぶよう、私が責任持ちます。
だから…だから…先輩…。
幸せになって下さい…。
こんなにムムムさんの事を思ってくれるなんて…。
ちょっとわざとらし過ぎないか…とか、一瞬思ってしまった自分が憎い…。
この後輩は、CA時代に散々ムムムさんの笑顔と優しさに励まされて
慕って仕事して来たんだね。
なんだ…ムムムさん、ちゃんと「居た」んじゃないか。
幸せになれる呪文を後輩に与えていたんじゃないか。
小田さんの家ではムムムさん外出記念に赤飯を炊いたらしい。
おすそ分けを貰って、赤飯とアジフライと虎尾が持ってきてくれたキャベツの千切り。
ウスターソースたっぷりかけて…美味しそう。
虎尾は結婚するらしい。
あいつさ、新居に駐車場はいらないとか言いだしてさ。
いらないんじゃない?別に。便利がいいマンションなんでしょ?
つまり一樹の車を廃車しろって、口には出さないけどそう言いたい訳よ。
廃車すればいいじゃない?
うん、だってもう古いし。
ギフとテツコの反応に驚く虎尾。
えっ?だって、叔父さん、一樹の思い出の車だよ?!
結婚したら金が色々掛かるんだと現実的なことを言うギフに、虎尾は不満顔。
もういいんじゃないかな?
一樹の思い出。
テツコさんまでそんな事、言う?
だって…
思い出だけじゃ生きていけないじゃん。
生きてるとさ、次々と新しい事が起こるし、いろいろ考えなきゃいけない事が増えるし、
昔の事はちょっとずつ手放さなきゃやっていけないじゃん。
…テツコさんも一樹のこと手放すの?
そうだね…。
いつか手放す日が来るんじゃないかな…
…って思いながら暮らしてる。
その日の夜、ムムムさんから、
「明日の朝七時、商店街を抜けた所にある橋の上で待ってて下さい」
という手紙をギフは受け取った。
橋の上で待つギフの元に、ハァハァ言いながら走ってくるムムムさん。
朝は起きられない。
でも、必死にやってきた。
空を見上げて、指をさし、ギフに見せる。
朝の青空に白く光る飛行機。
あれです!あれにカズちゃんが乗ってるんです!
正確にはカズちゃんじゃなくてカズちゃんの雪だるまがあそこにいるんです!
CAの後輩に持っていってもらいました。
星じゃないけど、飛行機だけど…
カズちゃん、あそこから私たち見てるんです。
空を見上げてギフは叫んだ。
お~い一樹!俺、ここにいるぞ~!
ここに居るぞ……
と叫びながら、ギフは思ったらしい。
「俺、クタクタになるまで生きよう」
息子が空から見てるから。
死者が星になるなんて。
亡くなった人が見ているなんて信じられないギフのために。
そして、自分のために。
「一樹が見ているという呪文」を形にしたムムムさん。
星じゃなくて飛行機から見てる。
たぶん、その方が現実として実感できるんだ。
ムムムさんを励まし、テツコと笑いあい、虎尾とじゃれ合う一樹。
岩井さんとも言葉を交わした事があるらしい…。
そして、ギフが撮った車の中での写真。
みんなが一樹を愛しているのが伝わる。
回想シーンにかかる主題歌の『М』が辛い…優しければ優しいほど辛い。
車を捨てろと虎尾にクールに言いながら、自分たちは一樹という呪文から
離れる事が出来ない。
でも、いつかは忘れるのだとテツコは思っている。
少しずつ忘れているという自覚もある。
ボンヤリすればするほど、かえって甘美な思い出になるかもね。
死は全て美しくするもの。
最終的には…
無理して忘れる必要も捨てる必要もなく。
大事な人の想いは生活の中に自然と溶け込むような気がする。
ゆっくり、同化させる。
その月日は7年では足らないのだ。たぶん。
同化しきった時が、ギフとテツコが離れる時にもなるのかな…。
今のところは、そんな日には永遠に来ないでほしいけれども。
テツコ(仲里依紗)は会社の同僚・岩井(溝端淳平)のプロポーズをきっかけに、
亡くなった夫・一樹(星野源)のことを忘れ始めていることに気づく。
一方ギフ(鹿賀丈史)は、一樹の幼なじみである隣の家の娘・通称「ムムム」の
本名がどうしても思い出せない。
ムムム(ミムラ)はある日突然、笑えなくなり引きこもりになっていた。
ある夜、ギフはひょんなことからムムムにも息子・一樹の死が深い傷となって
いることを知る。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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