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Vol.14082 百田尚樹氏「永遠のゼロ」を読んで

2014年04月23日 | 日記

 Vol.14055でも触れたが、百田尚樹氏のデビュー作、「永遠のゼロ」をこの2日間で約600ページの文庫本を一気に読んだ。確かに面白かった。最後に見事な「どんでん返しがある」と聞いていたので、それを楽しみに読み続けた。

 細かい歴史的事実を詳細に調べ上げており、私も太平洋戦争はそれなりに勉強しているが、それでも知らないことが多かった。

4/22産経の呉善花氏「なぜ日韓は和解しえないのか」の講演(写真クリックで拡大)

 しかし私には小説、フィクションは向かない。昔、松本清張はじめ推理小説を何冊か読んだが、読んでいる時は夢中になって最後まで犯人探しを推測しながら、途中で止められなくなる。

 最後まで読んだ読後感は、騙された気になる。「永遠のゼロ」の最後のどんでん返しも予想出来ずに、面白かったが、読後感はやはりしっくりこない

「文治主義の韓国は武士道の日本を野蛮な国と蔑視し、我々が正さなければ軍国主義は復活する」は大いなる間違い。正解はそうしなければ生きていけない半島の属国根性。(クリックでさらに拡大)

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 本当は映画でも小説でも、見て読んで面白ければ、それで良いのだろうが「貴重な時間を費やして、これだけかい」と言う不満が残る。

 他に大したことをしている訳でもないのに、そう考えてしまう。同じ時間を費やしても「真珠湾はアメリカの罠」の方がはるかに面白い。真実の積み上げが納得できる。

 まあ向き不向きとでも考えるしか無い。映画もクリント・イーストウッド主演・監督作品はほとんどハズレがない。百田尚樹氏の作品もハズレが無いのだろうが、引き続き読む気にならない。所詮、作者の意図でどうにでもなるフィクションに私は向かないようだ。

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