最近、改めて松本清張に関心を持った時に「半生の記」と言う自伝を出していることを知り、早速アマゾンで購入して読んだ。
多分、高校時代にもこの本を読んだとは思うが同氏が高等小学校卒で朝日新聞の社員になり、かつ小説家である。とても学歴と教養無くしては得られない地位と職業である。
その半生は多感な我が青春時代に影響を与えない訳が無く、高校卒業から大学時代を重くて暗いものにしてしまった。
今この年齢になって読み返すと人間も少しは理解し、時代背景もわかり、落ち着いて読めるが、それにしてもこの人の好奇心と理解力がどこから来るのか真に信じ難いものがある。是非一読を薦めたい。
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