賢太/山口がぼやく"そもそも"論(トップへ)

■2018年3月10日から賢太のぼやきを最開しました。

■コメント、TB&読者登録大歓迎。必ず返事します。

vol.19008 真実の「絹の道」を知り、微積同様にショック

2019年02月15日 | 歴史

武光誠氏の「地形で読み解く世界史の謎」を読んだ。その「はじめに」に「世界の文化の流れを掴むためには、まず13世紀頃までのオアシスの道の役割を理解せねばならない」とある。

中央アジアの砂漠の中を通るその交易路は、その時期までシルクロードと呼ばれる3本の東西交通路の中で最も重視されていた。

シルクロードはユーラシア大陸の東西の交通路の総称として用いられ、北方の草原地帯の「草原の道」中央の乾燥帯の「オアシスの道」インドの南側を通る「海の道」の3本の道からなる。

特に古い時代に使用された「オアシスの道」だけを指す狭義のシルクロードを取り上げ、この「オアシスの道」が絹の道、黄金の道とも呼ばれた。中国の絹がローマ帝国に、アルタイ山脈の金が中国に送られたためである。

このオアシスの道を世界地図で追いかけると、とんでもない事実が判明し初めて知る世界史の謎が判ってきて少なからずショックだった。

定年後に数学の「微積分」と世界史の「シルクロード」には高校時代の先生を呪いたくなる。他には出てこないことを祈るばかりだ。これからこのシルクロードを取り上げていきたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Vol.19007 門田氏「新聞に喝... | トップ | Vol.19009 突厥の西移動がシ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事