昨日に続いてシルクロードだが、オアシスの道の歴史を知った上で、その東側と西側の文化を見ていくと世界の歴史の大きな流れが判ってくるという。
中央アジアはパミール高原あたりを境に東トルキスタンと西トルキスタンに分て考えると便利である。それは中国の新疆ウイグル自治区と旧ソ連のカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンの範囲である。
もともと中国北部の遊牧民族「匈奴」が「突厥」となり、西への移動でキルギス、ウズベキスタンと名を変え、現在のトルコ、アナトリア半島に落ち着いた。
そこでイスラムと融合し、オスマントルコ帝国を築いた。このトルコの大移動がオアシスの道と重なってくる、新疆ウイグル自治区の手前の敦煌を入り口に中国地区の乾燥地帯と山脈を通りイランのテヘランへと抜けていく。
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